こんにちは。婚活FP山本です。居住用不動産は一度購入すると経済的にも精神的にも売却は困難なもの。つまり「簡単には逃げられない」とも言えます。時にその売却の困難さは一層の恐怖を生み出すことも…。今回はそんな実話です。
出会いは婚活パーティ、半年後に半同棲開始
ある都心部に30代後半の独身女性Aさんがいました。Aさんは自立心が強く、20代の頃に中古ながら不動産を購入した方。ですが加齢に伴って段々と独り身の寂しさが強くなり、30代後半から結婚するために婚活を始められました。
そんな「今までは恋人作らなかっただけ」なAさんは、幸い30代後半でも比較的モテました。そしてある婚活パーティで少し年上の男性Bさんと出会い、一気に恋人関係に!約半年後には結婚を前提として、Aさんの不動産にて半同棲生活が始まりました。
同居でアラが…別れてもしつこく連絡&訪問
しかしたまの婚活デートと24時間一緒の同棲はやはり違うもの。そもそもBさんはずっと実家不動産暮らしだったので尚更に!同居でBさんのアラが沢山見えたAさんは、半同棲わずか3ヶ月で別れを告げました…。婚活は結婚も見切りも早いものですね。
一方、突然に別れを切り出されたBさんは全然納得できませんでした。そして未だにBさんはAさんと結婚する気マンマン!同棲を解消された後も頻繁にメールや電話、そして不動産へ来訪してきました。現代なら思いっきりストーカー認定ですね…。
次第に身の危険を感じ…ついには売却逃亡!
この時、Aさんは初めて不動産を購入した事を悔やみました。そうこうしている間にも、Bさんの言動はどんどんヒートアップ!次第に身の危険を感じるほどになりました…。当初は不動産売却を躊躇していたAさんでしたが、さすがに身体や命の方が大事!
最終的にAさんは不動産を売却して引っ越しました。ちなみに不動産売却時には、すでに住宅ローンは完済されてたのがせめてもの救い!それにしても婚活中の結婚相手候補がストーカーになりえるとは、怖いものですね…。
おわりに
なまじ不動産を購入したために売却引っ越しを躊躇してしまい、身の危険を感じる程の恐怖を味わった…。結婚前に相手の事が分かって良かった…とも言えますが、ひとまず不動産を購入した上での婚活同棲はこういうリスクも考えた上で実行しましょう。