こんにちは。婚活FP山本です。ずっと都心部で生まれ育った方の場合、イマイチ地方不動産の価値って分からないもの。もちろん逆もアリですが…。その結果、時には今後の人生設計が狂ってくることも!今回はむしろ狂って良かった夫婦の実話です。
相続した実家不動産を売却することに!
ある都心部に50代の既婚女性Aさんがいました。Aさんは20代で同い年の夫Bさんと結婚し、その後二人の子供を授かった方。そして子供の成長に合わせて不動産も購入し、Aさん自身も共働きで家事に仕事に奮闘してきた人生でした。
そして近頃ようやく子育ても終わり、少しずつ夫婦の老後を考える日々。そんな折、Bさんの親が亡くなって実家不動産を相続することになりました!実はBさんは地方の出身。そして兄弟もおらず戻る気も無かったので、実家不動産は売却することにしました。
老後の設計あれこれ…全然違った売却額!
ちなみにAさんもBさんの実家不動産には何度も行った事がありました。それで「あの実家不動産なら売却出来たら3~4千万くらいかな?」と勝手に予想。売却の件は持ち主のBさんに任せ、Aさんは色々と老後について考えてました。
そうして約1年後ようやくその実家不動産が売却できたのですが…なんと予想とは全然違い、わずか1千万!Aさんはずっと都心育ちでイマイチ感覚がズレてた様子!同時に老後の設計について大幅な見直しが必要になりました。見積額くらい聞けば良かったですね…。
定年後の仕事を検討!おかげで…
ホントは仕事をしない前提で考えてた老後だったのですが、当然に予定変更!定年して老後を迎えても何か仕事をすることに!同時に定年するまで、その仕事をするための準備をすることにしたのです。計画性ありますね!
ところで…実はAさん夫婦はずっと共働きだった事もあって、仕事以外の老後設計が思いつかなかったんです。なので売却金が少なくて「働く理由」ができた事はむしろ良かった様子。定年した今でも夫婦揃って元気に仕事するAさん夫婦!いつまでもガンバって下さい!
おわりに
実家不動産の売却額が予想と全然違い、そしてだからこそ早期に「老後も仕事する」という人生設計ができた。もしホントに高額な売却金を得ていたら、ムリにでも仕事しない老後設計をしていたような…。今まで仕事人間だったなら、老後も仕事するのが基本かもですね!