こんにちは。婚活FP山本です。これは恋愛でも婚活でもそうですが、焦っていたり格差があったりする程に、人は好かれたい一心で相手の(無茶な)要望を聞き入れるもの。ですが聞き入れても好かれるとは限らず…。今回はそんな実話です。

祖父から中古不動産を贈与、気づけば40歳目前

ある都心部に40歳目前の独身男性Aさんがいました。実はAさんの祖父はちょっとした資産家。その祖父はAさんが社会に出た時に中古ですが不動産を贈与してくれてたのです。以来ずっとその贈与してもらった中古不動産に住んでいました。

そんなAさんも気付けば早40歳が目前。これまでも少しずつ婚活に励んでいたのですが、全然ダメでした。「もう一生結婚できないんだろうか…」とも悩む日々。ちなみにAさんは大の若い子好きだったので、それで余計に婚活が困難だったんです。

一回り年下女性との出会い!売却を提案され…

そんなある日、ついにAさんにも待望の出会いが!ネットで調べた婚活パーティで出会ったその女性はなんと一回り年下の美人女性Bさん!こんな若い美女とカップリング成立…Aさんは天にも昇る気分でした。Aさんは年齢と容姿以外は全然見てませんでしたが…。

そして案の定、傍から見ればオッサンが遊び気分の若いキャバ嬢を必死に口説いてるような展開に…。それでも時折デートに応じてくれてたBさんから、ある日「贈与でもらったっていう不動産を売却して引っ越してくれるなら本気で結婚考えてあげる」との提案が!

「ホントに売却したの?」と怖がられて…

その言葉を聞いたAさんはBさんと結婚したい一心で、即不動産屋に売却の相談をしました!もちろん贈与してくれた祖父にも一応断った上で。そして売却が完了し、引っ越した上でBさんを改めてデートに誘いました。「これでBさんと結婚だ!」と信じて。

ですが不動産を売却した事を告げると「え~っ。ホントに売却したの?」と。からかい程度の気持ちだったBさんはAさんにホレるどころか逆に怖くなりました…。そしてその後は音信不通に…。贈与不動産を売却までしたのに、凄まじいまでの不幸ですね…。

おわりに

それほど必死だったのか、あるいは贈与で労せず得たからか…いずれにせよ不動産を売却したら結婚できると信じたのに婚活失敗…。あんまりな話ですが、もしBさんと結婚できてたらAさんは幸せになれたのでしょうか…?ひとまず婚活では冷静さも大事ですよ。

関連リンク↓ 「不動産!結婚時の要望で住み替えたが結局離婚した男性」
/column/yamamotomasayoshi/22647/
 
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