こんにちは。婚活FP山本です。結婚すると法律的に婚姻届で関係ができ、子供が産まれれば愛の結晶としての関係ができます。そうしてどんどん夫婦関係は強化されるものですが、近頃では不動産が経済的な関係を作る事も…。今回はそんな実話です。
結婚後1年で不動産を共有名義で購入!
ある都心部に20代後半の既婚女性Aさんがいました。Aさんは近頃、同い年かつ同僚の男性Bさんと結婚したばかり。新婚ホヤホヤだったAさんは家でも会社でもBさんとずっと一緒で24時間の幸せを満喫中。もちろんそれはBさんも同じ!
一方、今までは結婚前から住んでたBさんの賃貸不動産で同居してました。しかしこの度良さげな不動産が見つかったので、結婚わずか1年ながら一気に購入することに!ただし、まだまだ互いに年収は高くなかったので名義も住宅ローンも半分ずつでの購入でした。
些細な不満で衝突が増えて離婚!でも売却は…
もちろん不動産購入時は離婚の可能性なんてカケラも考えないものですからね。ですが…ちょっと甘かった様子。どんな仲良し夫婦でもたまには喧嘩もするもの。そして同僚かつ同居で24時間一緒だからこそ、まったく冷却時間も取れず…。仕事も激務でしたので尚更。
その結果些細な不満が爆発して、二人は不動産購入後わずか2年で離婚することに…。ですが不動産は購入直後!互いに一人ではローンを支払えず、また売却しても残るローンの問題もあったので、離婚届は出した上で家事家計完全分離の同居を続けることに…。
激務が一段落。ある日早めに家に帰ると…
そんな離婚劇から約半年。ようやく会社の激務が一段落して早く帰社できたある日、Aさんは久々にゆっくり鍋が食べたくなりました。一通りの食材を買って帰ってぐつぐつ鍋を作ってると、同じく激務から解放されたBさんが帰宅。
…不思議なものですね。あれほどいがみ合ってた二人でしたが、二人で鍋を食べたのです。それも談笑しながら!離婚届けの存在も忘れ、その日からまた再婚したような日々に戻ったAさん夫婦でした。購入した不動産が売却できず、同居を続けてて良かったですね♪
おわりに
同僚かつ同居だから仲良くなって結婚したものの、同じ理由で離婚し、そして再婚に至った夫婦。一見、離婚劇はただの夫婦喧嘩でしたが、もし購入不動産があっさり売却できてたら…?売却しにくい共有名義の不動産購入は、第三の夫婦の強い絆になるのかもですね♪