こんにちは。婚活FP山本です。金銭感覚は性格と同じく生まれ育った長年の環境や経験等に強く左右されるため、中々相手と違っていても矯正できない厄介なもの。また男女差に伴う支出の違いは理解が困難な事も多くあります。ですが結婚となると…。今回はそんな実話です。

20代前半で中古不動産を購入、彼女ができた!

ある都心部に30代前半の独身男性Aさんがいました。Aさんは地方出身者でしたが「家賃はもったいない」と考え、親の援助もあって20代前半で郊外の中古ワンルーム不動産を購入した方。ちなみに住宅ローンはすでに完済していました。

そして完済後は一気に負担がラクになったので、その分を趣味の食べ歩きに使う生活。そんなAさんでしたが年齢的に結婚も考えるようになり、少しずつ婚活を開始しました。そしたらある日の婚活パーティで少し年下の女性Bさんと出会い、待望の恋人関係に!


結婚条件は売却して住み替える事!そして結婚したが…

幸いにも交際は順調で、婚活半年後には週末限定でAさんの不動産に泊まりにくるように。これなら大丈夫だろうと思ったAさんは数ヶ月後「結婚しようか」とAさんなりのプロポーズをしました!回答はもちろんOK!…なのですが1点だけ条件が。

条件はこの不動産を売却して中心部に引っ越す事。立地的に通勤も不便だし、何よりワンルームでは荷物も多いので暮らせない…と。引っ越しなど考えてもいなかったAさんでしたが、悩んだ末に不動産の売却を了承。不動産を売却し、中心部の賃貸へ引っ越し、そして結婚しました。

金銭感覚が合わずに離婚!婚活に苦悩する日々…

無事結婚し一ヶ月は順調だったのですが、その後月末の度に引き落とされる家賃が段々気に障るように。またBさんが頻繁に買う服や化粧品などもムダ使いにしか見えず、次第に不満が…。Bさんとの衝突も増え、結婚生活はわずか2年で破たん。二人は離婚することになりました。

離婚後、改めて郊外の安い賃貸不動産へ引っ越したAさんは現在40歳が目前。「今度は金銭感覚の合う女性を探そう」と考え、食べ歩きしながら再婚活に励んでますが…。ひとまず、そういう女性が上手く見つかるといいですね!

おわりに

「家賃はもったいない」から不動産を購入したのに婚活・結婚で売却し、毎月家賃がかかる生活になって不満が募り、さらに相手の支出への理解ができずに離婚…。何とも寂しい離婚ですね。中々考えにくいのがお金の相性ですが、結婚前はしっかり意識しましょう。

関連リンク↓ 「不動産!売却を頼みすぎて離婚された何とも哀れな男性」
/column/yamamotomasayoshi/22602/
 
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