こんにちは。婚活FP山本です。何だかんだ言っても、やはり婚活では男性は年収、女性は年齢が肝心!ですが中にはちょっぴり計算力(想像力?)の低い男女も混じっているもので…。強めに年収を気にする女性は、特に少々ご注意を!今回はそんな実話です。

結婚相手は一回り年上で年収1千万!プチ玉の輿達成!

ある都心部に30代前半の独身女性Aさんがいました。Aさんは十分な容姿を備えていたものの、出会いに中々巡り合えない日々。ちなみにAさんの結婚相手への希望は「十分に年上で性格も経済力も大人な男性」でした。近頃こういう女性増えましたね!

ある日、そんなAさんの前に待望の男性Bさんが登場!ほぼ一回り年上のBさんは大手企業に勤める身で年収は1千万。性格も男らしくてAさんの好みにピッタリでした。もちろんBさんから見ても一回り年下のAさんは魅力的だった様子。互いに良縁ですね♪

10年後に年収半減…退職金でローンは完済したが…

出会いから半年後、二人は無事に結婚!翌年には子供も産まれたのでAさんは退職。そしてこれまでの貯金を頭金に不動産も購入しました。そこからしばらくはホントに二人とも幸せな日々だったのですが…。結婚約10年後、事態は少々思わぬ(?)方向へ…。

実はBさんの会社は55歳が定年。その後もしばらくは働けるものの年収は一気に半減したのです。これまでも決して贅沢はしなかったのですが、予期せぬ(?)年収半減に夫婦は大慌て!とりあえず退職金で購入した不動産の住宅ローンは完済できましたが…。

学費と老後資金のために不動産を売却!ですが…

ここでAさん夫婦は揃ってハッと気づきました。「子供…まだ10歳じゃん」と…。ひとまず家計を大幅に見直し、専業主婦だったAさんも働きに出ることに!ですがそれでも一度染みついた生活の矯正は中々上手くいかず、子供が高校入学前には貯金が枯渇!

結局、学費と今後の老後資金のために購入した不動産は売却することに…。幸い築年数も低めだったので不動産は相応の額で売却できました!ですが最近の家計簿と照らし合わせると、どう考えても売却金は10年も持ちません…。Aさんにとってプチ玉の輿な結婚だったハズなんですが…。

おわりに

少し考えれば分かる(と思いたい)んですが、サラリーマンには定年があります。ですが想像以上に「まるで給料は死ぬまで入ってくるもの」と感じてる男女は多いもの。そうならば同様に購入した不動産を売却するハメになるかもです…。結婚において強く年収を気にするなら、せめて「定年までの年収総額」で考えましょう。

関連リンク↓ 「不動産!売却せざるをえない状況に陥った件」
/column/yamamotomasayoshi/19881/
 
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