こんにちは。婚活FP山本です。これは芸能人や経営者等でよく聞きますが「売れない時代を支えてくれた異性」以外は、つい「金目当て」と感じてしまう傾向にあります。露骨に相手の態度が変わると尚更に!今回はこれを婚活で感じてしまった少々可哀そうな実話です。
40歳目前なのに全然…婚活に苦悩する日々
ある都心部に40歳目前の独身男性Aさんがいました。Aさんは契約社員の身で、年収は300万台。貯金も100万程度しか無かったので、婚活に励んでも一向に結婚できる兆しがありませんでした。何ともな現実ですね…。
毎週のように結婚相談所や婚活パーティを回り、日頃はネット婚活に精を出したAさん。しかしそれでもダメでした。「もうこのままずっと結婚できずに独身なんだろうか…」と苦悩する日々。
地方の両親が事故で…不動産の売却金と保険金が!
ある日、そんなAさんに更なる追い打ちが!地方にいた両親が揃って事故にあってしまったのです。一人息子だったAさんはすぐに地元に駆けつけましたが…。ずっと「孫の顔が見たい」と言われてたAさんは、相当なまでに落ち込みました。
その一方、Aさんに大きな変化が!実家不動産と両親の貯金を相続し、さらに両親の生命保険金と事故相手からの賠償金が手に入りました。また実家不動産は売却したので、その売却金も合わせてAさんの貯金額は億すら超えたとんでもない額に!
突然にモテまくる日々。明らかに金目当てと思うと…
すると…どうした事でしょう。あれほど全然モテなかったAさんだったのに、貯金額を変更した途端にモテまくる日々!最初はさすがに嬉しかったAさんでしたが、ある時「こいつら明らかに金目当てだろ」と感じて呆れ、途端に婚活女性がイヤになってきました…。
そう感じてしまったAさんは結局、結婚を諦めて婚活を止めることに。今ではすっかり女性不信になりました。本人的には女性の本性が見え、だったら独身の方がいいと考えてるようですが…。何とも寂しい結末ですね。
おわりに
貯金が100万程度から途端に億越えになり、婚活女性の極端な両面を見てしまったAさん。結婚後なら話も変わったんでしょうが…。実家不動産の売却金を含め、途端に小金持ちになったAさんは、この先はたしてどうなるんでしょうか…。