こんにちは。婚活FP山本です。2月は保育園の入園が発表される月!それだけに巷では保活話で持ち切りですが…同時に保活に失敗・全滅して嘆く声がそこらじゅうで…。もし保活に失敗したら、あなたはどうしますか?今回はそんな実話です。
20代で不動産購入、後に結婚・嫁が妊娠
ある都心部に30代後半の既婚男性Aさんがいました。Aさんは地方に実家があり、大学入学と同時に上京した方。その後、社会に出て20代で不動産を購入しました。これまでは仕事仕事で実に充実した日々でしたが、30代半ばで少し年下の女性Bさんとの出会いが!
今まで仕事一筋だったAさんにとってBさんは実に輝かしい存在。幸運なことに1年後には結婚に至り、さらにその半年後には妊娠まで!出産直前にはBさんは仕事を産休に入り、出産に備える事になりました。男性にとってもドキドキな頃合いですね!
出産後、保活に励むも全滅…仕事に悩む日々
そして無事に男の子を出産。どんな名前にしようか楽しく考えつつも、Bさんの仕事復帰のために保育園を探す日々でした。…しかしここで問題が!4月からの入園と同時に仕事復帰をと考えていたのに、保活に失敗。申し込んでた保育園は全て全滅してしまったのです。
Aさんの地元地方では保育園に入れないなんてありえなかったので完全な誤算!都会の保活をナメてました…。Aさんの年収では専業主婦もムリだし、仮にできても今の仕事が好きなBさんにそれは酷。その後も保活を続けましたが、無認可も含めて一向に見つからず…。
不動産は売却し、嫁の実家付近へ引っ越し!
そこでAさんは決断しました!現在の不動産は売却し、Bさんの実家近くへ引っ越す事を。幸い結婚前は実家不動産から通勤できてたBさんですし、Bさん両親もすでに定年してヒマだったため保育を快く承諾してくれました。売却後のオーバーローンは手痛かったですが、高額な保育園代に比べれば安いもの!
唯一の欠点はAさん自身の通勤時間がほぼ倍増した点ですが…それでも保活の苦しみから解放されたので満足な様子。さすがに保活のために不動産を売却してまで引っ越す事になるとは想像もしてなかったAさんですが、ひとまずめでたしめでたし…ですね!
おわりに
都会の保活の苦しみは想像以上!中にはどうにもならず、泣く泣く専業主婦になるケースも…。それを考えれば、不動産を売却しただけで済んだAさんはまだマシ…かも?実家の支援も含め、共働きで仕事をガンバる場合は前もって保活準備に励んでおきましょう。