こんにちは。婚活FP山本です。自分で商売をやっている方にとって近頃トラブルになりがちなのが「跡継ぎ問題」。ちなみにこの問題は例え本人は自分の代で潰し、最終的に売却するつもりであっても周囲が気にしてしまいます。今回はまさしくそんな実話です。

家族で飲食店を経営!一人娘に彼氏が!

ある都心部で飲食店を経営する60代の男性Aさんがいました。ちなみにお店は自宅不動産の1階部分を改造した店舗。お店は小さいながらもAさんの確かなウデと共に愛嬌の良い嫁、そして看板となる一人娘のおかげでいつも繁盛。いわゆる家族経営ですね。

そんな日々の中で、Aさんには唯一の心配が。それは間もなく30半ばになる一人娘の存在。今までずっとお店の手伝いばかりで、結婚のことを話してもはぐらかすばかり。そんな心配が尽きなかったAさんだったのですが、ある日突然娘が彼氏をお店に連れてきました!

跡継ぎ問題?破局まで秒読みに…

あまりに唐突でしたがAさんは大喜び♪ウデによりをかけて彼氏に料理を振る舞い、そして「娘をよろしくお願いします」と!その夜は夫婦で「これで思い残すことは無いな」なんて話してたそうです。ですがその数日後、事態は急変…。

娘さんは今まで彼氏にお店のことを話してなかったのです。そして「跡継ぎになんてなりたくない」と…。Aさんは自分の代で潰すつもりでしたし、来訪時に彼氏にもそう伝えていました。しかし彼氏的には「結婚したらきっと跡継ぎにさせられる」恐怖が拭えず…。

娘のために売却を試みるが…娘が決断!

そんな話を聞かされたAさんは「娘の年齢を考えたら次はもう…」とヒドく悩みました。そしてAさんは決心!娘の結婚のためにお店を閉め、不動産を売却して隠居しようと。幸い立地の良い不動産だったので、売却金で隠居生活はできそうでした。が…。

今度はその話を聞いた娘さんが決断!彼氏とはキッパリ別れる事に。娘さん自身、改めてお店への愛着を再確認したのです。そして次はキッチリ後継ぎになってくれる人を結婚相手に探そうと!ひとまず、今後の娘さんの結婚に幸があることをお祈りします♪

おわりに

本人は自分の代で潰すつもりでも結婚相手が跡継ぎを気にする…。意外な盲点かもですね。それにしても娘の結婚のために店舗不動産を売却・隠居を決心したAさんも、お店のために彼氏と別れた娘さんも、スゴい行動力かと!互いの家族愛のなせる業…ですね♪

関連リンク↓ 「シルバー婚活のために不動産を売却した実にステキな話」
/column/yamamotomasayoshi/21284/
 
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