こんにちは。婚活FP山本です。ホントに実家という不動産は思い入れが強くなるもの。たとえどんなに「将来的には売却する」と考えていても、いざその段階になったら心変わりすることも…。今回はそんな心変わりに振り回された方の実話です。

婚活相手は地方の長男、実家を相続したら売却が前提

ある都心部に30代後半の婚活中の女性Aさんがいました。婚活は想像以上に大変でしたが、ある時幸運にも40歳過ぎの男性Bさんとの良縁が。Aさんから見てBさんは実に結婚相手として相応しい方でした。一点だけを除いて…。

それはBさんが「地方の長男だった」という点。聞けばやはり「長男が実家を継ぐ」地域だったのです。ただしBさんは今更実家不動産に住むつもりも無く、相続したら売却するつもりとの事。その答えを信じて二人は1年後に無事に結婚しました!

結婚15年目で予定通り相続、売却かと思ったら…

結婚直後に男の子も出産し、小学校入学と同時に(実家不動産は売却するから)新居も購入。Aさん夫婦は実に幸せな結婚生活の日々でした。そして結婚15年目にしてBさんの親が亡くなり、予定通り実家をBさんが、貯金の類をBさん妹が相続しました。

「相続した実家不動産は売却するんだし、売却金で老後のプランでも…」と考えていたAさんでしたが、ここで思わぬハプニングが!信じられない事にBさんが心変わりし「やっぱり実家に住みたい」と…。もう少しで迎える定年を機に移住したいと言い出したのです!

田舎暮らしなんてまっぴら。本気で熟年離婚を検討中

Bさん曰く「定年頃には息子も大学生だし、この新居不動産は息子に譲って俺たちは俺の実家でのんびり暮らさないか?」と。どうも妹から「思い出の詰まった実家だし、できれば売却せず残してほしい…」旨を聞いてるうちに、Bさん自身も過去を思い出した様子でした。

都心で生まれ育ったAさんにとって、地方の田舎暮らしは想像しただけで地獄の日々。そして現在のAさんは猛烈に婚活中の自分を悔やみ、結婚を後悔し、本気で熟年離婚を検討中とのことです…。最終的にこのご夫婦は、どんな行動を取るのでしょうか…?

おわりに

結婚においての約束事だった「実家不動産を相続したら売却するから」も、10年以上も経てば心変わりすることもある。つくづく、人の心はどう変わるか分からないものですね。どうしても地方移住がイヤな方は、婚活中ちょっとだけ気をつけておきましょう。

関連リンク↓ 「不動産!実家と新居、売却するならどっち…な話」
/column/yamamotomasayoshi/20399/
 
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