こんにちは。婚活FP山本です。一般的な方の場合、一度不動産を購入してしまえば簡単には売却なんてしないもの。ですが不動産は文字通り「不動な資産」なので、売却しない限り所在地も不動です。トラブル時はこれが元で害になることも…。今回はそんな実話です。

結婚10年で突然の有無を言わさぬ離婚宣告

とある地方在住のサラリーマン男性Aさんは30歳頃に飲み会で出会った女性(以下A嫁)と結婚しました。A嫁は社員10人程度を雇う経営者。気が強く頼もしいA嫁は気弱なAさんにとって実に自慢の嫁だった様子。ホントに幸せな日々でした。

二人の子供にも恵まれ、小学校入学と同時に不動産も購入。このまま順調にいくかと思われたA家でしたが、A嫁から突然の離婚宣告!どうもA嫁としては長年、色んな不満が溜まっていた様子。子供も家財も全てを置いて強引に離婚届を残して消えました…ヒドい話。

離婚15年後に突然の来訪、半年の約束で…

さすがにAさんは深く落ち込みました。ですが子供達のためにもいつまでも落ち込んでられません。その後、男手一つで子供二人を大学まで卒業させました。またそんなガンバりを神様は見てくれてるもの。ある女性(以下Bさん)からお付き合いの申し込みが♪

これで改めて結婚して幸せを得られる!…そう考えてたAさんでしたが、またも試練が。なんと離婚15年後に元A嫁が押しかけてきたのです。経営に失敗し、住むところが無いからと…。一度は結婚した女性を無碍にもできず、半年の約束で居住を承諾しました。

不動産を売却し、彼女と逃避行♪

ですが元A嫁は仕事が見つからないからと、1年たっても居続けます。元々気弱なAさんは強くも言えませんでしたが、さすがに内心怒り心頭。すでに住居を出てる子供達やBさんの後押しもあり、Aさんは元A嫁には内緒で不動産を売却!

その後AさんはBさんを連れて、少し離れた場所で賃貸生活を開始しました。それから約1年、無事にBさんとの結婚を果たしたAさんは実に幸せそうな日々を送られています。ちなみに元A嫁さんは…どうなったんでしょうね(笑)

おわりに

不動産は一度購入すれば何10年経っても所在地がバレバレ…。中々売却できないからこその話ですね。結婚して子供ができたら新居不動産を購入する方が多いですが、離婚した場合はトラブル防止のためにも売却する方がいいのかもしれません。あなたもぜひご注意を!

関連リンク↓ 「不動産!離婚・死別で残った住居は売却を勧める理由3点…」

/column/yamamotomasayoshi/19539/

 
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