こんにちは。婚活FP山本です。未だに根強い社会問題となっている「引きこもり」ですが、多くの場合で何の対策も見いだせない状況が続きます。もしあなたの子供が引きこもりに陥ったら…どうしますか?今回は実にシンプルな対策を実行した方の実話です。
定年目前!息子は仕事もせずに引きこもり…
大手企業に勤務する既婚男性Aさんはもうすぐ定年。またちょっと年下の奥さん(以下A嫁)も共働きで日々2人でガンバってました。仕事も生活もすごく充実し、楽しい毎日だったのですが…実はA夫婦には一つの大きな悩みがあったのです。
それがまもなく30歳になろうという一人息子(以下A息子)のこと。A息子は大卒後、社会に出たものの半年で会社を辞めてしまい、以後ずっと自宅でゲーム三昧の引きこもり生活をしていたのです。話だけならよくあるケースかもですね。
なんと「引きこもる部屋があるから」で売却!
もちろんA夫婦だって色んなところに相談に行き、色んな引きこもり対策を取りました。でも何の効果も無いまま数年。「このままでは息子の将来はどうなる…」と、日々悩みました。来る日も来る日も夫婦で悩み、その結果ある一つの結論に達したのです。
それは「引きこもる部屋があるからダメなんだ!不動産を売却してワンルームに引っ越そう」というもの。幸い住宅ローンはすでに終わっていた不動産。Aさんは定年と同時にホントに不動産を売却してしまいました!息子の将来のためにこんな対策を打つとは…。
想像以上の効果!今ではアルバイトの日々!
幸いなことに親子間の人間関係はそんなに悪くなかったA親子。当初は引きこもりのクセで無言の日々でしたが、挨拶を皮切りに段々と会話や笑顔も増えました。息子の将来対策に効果を感じたAさん夫婦もつられて笑顔が増加。
そんなA息子はその後日中に外出する機会も増え、今ではアルバイトながらも働く日々!ただ、もう引きこもりには戻らないだろうと思いつつも、息子が結婚するまではワンルーム不動産での生活は続けるそうです。息子さんの将来がホントに楽しみですね♪
おわりに
引きこもりは現代病であり、昔は引きこもる部屋が無かったから起こらなかっただけとも言われています。ですが現代で息子さんのために不動産を売却してまで部屋を無くす対策を取るとは…息子さんの将来を考えればこその荒療治!成功して良かったですね♪