こんにちは。婚活FP山本です。ずっと都会で暮らしてきた方なら、一度くらい「田舎でののんびり生活」に憧れたことがあるのではないでしょうか?でも…よく言われてますが現実は意外に大変なもの。今回は本気でこれを実践した方の実話です。

定年を機に旦那の地元へ!もちろん喜んで♪

あるところに都心部からちょっと離れたところの分譲マンションに暮らす既婚女性Aさんがいました。旦那(以下A夫)さんとは同い年で、まもなく2人揃って定年。ある時「定年後をどうするか…?」という話題になりました。

その時、A夫さんは「俺の地元に二人で行かないか?」との提案を!A夫さんは地方出身で、地方の実家は兼業農家を営んでいたのです。すでに両親は他界し、実家不動産は空き家なのでそこに住まないかと。子供もおらず、田舎でののんびり生活に憧れもあったAさんは即決でOK!

想像と現実は違った。段々と苦痛が…

そして月日は流れて2人揃って定年を迎え、いよいよA夫さんの地元へ出発目前。今住んでる分譲マンションは売却にかけ、必要な家具等はA夫さん実家に送り、不要なものは処分しました。そしていよいよ憧れののんびり生活が…?

残念ながら理想と現実はちょっと違うのが世の常。農業や野菜作りは想像以上に大変でした。それに都会に慣れたAさんにとって「オシャレの無い世界」は想像以上に苦痛。そして何よりも「ご近所さんとのお付き合い」が色々合わずに最悪でした…。

幸い不動産が売却できてなかった!1年で終了…

免許の無いAさんは買い物にも行けず、段々と引きこもる生活に。そんな生活が1年になる頃、次第に都心に戻りたい願望が高まってきました。A夫さんに訴えても「もうマンション売却したんだぞ」と。当然ですよね。でもここで奇跡が起こります!

なんと例の分譲マンション、売却にかけたものの未だに売却できてなかったのです。即座に不動産屋に売却中止の連絡を入れました。多少の経費はかかったものの、何とか元の生活に戻れたAさん。つかの間の「憧れののんびり生活の現実」を味わえて良かったですね♪

おわりに

今でも時折「不動産を売却して売却金を元手に田舎への移住」を望む方は一定数おられます。お気持ちは分からなくもないですが、都会になれた方の多くは田舎での生活に馴染めません憧れやたまの旅行と実生活は違うもの…という点を、くれぐれもお忘れなく!

関連リンク↓ 「不動産!実家を相続した長男の2度の不満話」
/column/yamamotomasayoshi/19863/
 
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