こんにちは。婚活FP山本です。「どんなところに住んでるか」は、その人の経済力や信用を測る上で大事な要素。むしろ本人が望まなくても勝手に人から測られてしまいます。それは時に過ぎて毒となることも…。今回はそんな話をお伝えします。
親がちょっとした資産家、本人は普通
30代前半の婚活中の女性Aさんはいたって普通の女性。中小企業に勤め、休日は普通に友人とお茶やショッピングを楽しみながら婚活を続けていました。ですが、そんなAさんにはちょっと普通じゃない一面があったのです。
それが自宅不動産!Aさんの両親(以下A両親)は二人とも医者でちょっとした資産家。Aさんが可愛くも心配だったのか、あるいは相続対策だったのか、一等地のタワーマンションを一人暮らしのAさんに買い与えていたのです。もちろん維持費はA両親持ちで。
不動産がアダ、ビビるか金目当てか…
世の中には色んな人がいますが、そんな自宅不動産に住んでいながらも金銭感覚を含め、他の部分は極めて普通なAさん。もちろん婚活においても普通の男性を求めていました。ですが婚活において、この自宅不動産がアダとなってしまいます…。
Aさんの望む普通の男性にはいつもビビられてフラれ、寄ってくるのは明らかにお金目当てか自信満々なハイステータス男性ばかり。そりゃタワーマンションで一人暮らししてたら、親か本人が資産家だろうと誰からも思われますよね…。
不動産を売却し、普通の賃貸へ引っ越し
そんな失敗続きの婚活も2年が過ぎようとしていた頃、さすがにヤバいと思ったAさんはA両親に自宅不動産を売却したいと言いました。もちろん最初は渋ったA両親でしたが、娘の真剣な願いを無碍にはできず、最後は了承。売却金は貯金に回し、Aさんは普通の賃貸物件へ引っ越しました。また以後の賃貸料は自腹で支払ったそうです。
ちなみに現在のAさんは未だに彼氏ができてないのですが、ひとまず婚活をしていて何とかなりそうな感触だけは掴めているとの事。ようやく貯金以外はどこから見ても普通の女性になったAさん。婚活が上手くいくことをお祈りしております♪
おわりに
誰もが憧れるハズのタワーマンションも、普通を望む場合にはむしろ重荷にしかなりません。身の丈に合ってない自宅不動産をお持ちの場合は、いっそ売却して身軽になった方がいい…という一例かと。特に婚活中の方は、ご注意を!