こんにちは。婚活FP山本です。今時は3組に1組は離婚する時代!結婚して不動産を購入したはいいものの、後に離婚したらその不動産はどうしましょ?あるいは死別ということも…。今回は、そういった時にはなるべく不動産を売却した方がいい理由を3点お伝えします。
理由1!怒りや悲しみとの決別になる!
1つ目の理由は「怒りや悲しみとの決別になる」という点。私も数多くの離婚した方を見てきましたが、不動産を出ていく方は比較的スッキリされる反面、残られる方は何度も過去を思い出して怒りや悲しみの感情が頻繁に湧き起こられていました。
また死別の場合は、団体信用生命保険で住宅ローンがチャラになって生活は助かるのですが…それ以上の苦悩を抱えての生活は実に見ていて痛々しいものでした。生活空間が変わらない限り簡単にはココロの入れ替えもできませんし、可能ならば売却してしまいましょう。
理由2!次のパートナーへの配慮となる!
2つ目の理由は「次のパートナーへの配慮となる」という点です。離婚でも死別でも一度誰かと暮らしていた不動産というのは、どうしても前のパートナーの痕跡が残っているもの。そしてあなた自身も、前のパートナーとの応対が常識として定着してたりします。
お互いバツイチならまだマシですが、お相手が初婚の場合は想像以上にこの点で苦しませることになるんです。初婚の方は「二人で一から築き上げていきたい願望」が強いものですからね。足枷にしかならないのなら、その不動産はいっそ売却した方がいいかもしれません。
理由3!ムダに広い空間がコストアップ!
最後の理由は「ムダに広い空間がコストアップに繋がる」という点になります。死別の場合はともかく、一般的な離婚では「不動産に残る方が後の住宅ローンを負担する」もの。当面、あるいは生涯を一人で暮らすのに、そんなに広い空間は必要でしょうか?
またこの場合、多くの方は「売却しても残りやすい住宅ローンが損」と考えがち。しかしセットで発生する固定資産税や火災保険料、そして割安な賃貸等に移ることによる支払い減なども考えれば、長い目で見れば得なことも多かったりするんです。ちょっと考えてみましょう。
おわりに
そもそも多くの方は、一度不動産を購入してしまえば売却するという発想が沸かないことも多いもの。当事者ともなれば尚更です。ですが離婚や死別をした場合は、持ってるだけで害となることもあります。今回の理由が当てはまる方は、せめて賃貸に出すことを視野に入れ、あるいは売却して手放すことを考えていきましょう。
関連リンク↓ 「不動産!死別で残った家の売却に悩んだ女性」
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