新築一戸建ての見学は、建築中の状態もあれば完成した実物、またモデルハウスの場合もあります。
なんとなく見て帰ってきた、なんてことのないように見学する際のコツを頭に入れておきましょう。
夢の新築一戸建て。
人生の中でもめったにない大きな買い物なので、絶対に失敗したくないでしょう。
建売住宅ならば実物の、未完成の物件なら実物に近いモデルハウスの見学が可能です。
もし気になる物件があれば、やはり見学してみることをオススメします。
なぜなら写真や間取り図よりも、はるかに鮮明に将来の生活をイメージすることができるからです。
しかし見学といってもただなんとなく見てくるのと、事前にポイントを決めてチェックしてくるのでは全然違います。
そこで見学する際のコツを覚えておくといいでしょう。
○生活しているのをイメージして見学する
部屋の広さや間取りはもちろんですが、細かい部分にも注意して見て回るようにしましょう。
キッチンや浴室などは忘れる人はいないと思いますが、各部屋の窓の位置やコンセントの位置なども重要なポイントです。
日常生活を意識して、どう動くかを考えながら歩くと、よりイメージしやすいかと思います。
収納をチェックする際は、大きさだけでなく、どんなものがどれだけ収納できるか、出し入れはしやすいかなども考えながらじっくりと見ておくようにしましょう。
また日当たりや防犯面といった部分も忘れてはいけません。
見落としがないように、時間をかけて細かい部分まで見るのがコツです。
○モデルハウスは実際のものと比較しながら
モデルハウスの場合は、購入を検討している物件とは違う点もあるでしょう。
そのため実際に購入しようとしている物件の間取り図と見比べながら見学するというのがコツです。
見学する人の目に、より優れた物件に映るようにと、家具や照明によって豪華に演出されている場合も少なくありません。
そういった雰囲気には決して惑わされず、冷静にチェックするように心がけましょう。
○建築中の見学はよくわからなくてもじっくりチェックする
他にも、建築中の物件を見学する機会もあるかもしれません。
それは完成後には見ることができない部分がチェックできる貴重な機会です。
建物の構造や地盤対策などを確認してみましょう。
見学してもあまりよくわからないという人は、質問してみてもいいと思います。
詳しいことはわからなくても、工事をしている現場の風景で仕事が丁寧か雑かが判別できるなんてことも。
また物件の内部だけではなく周辺の雰囲気も、見ておくことが大切です。
町が気に入らなければ、どれだけ家が良くても、快適に暮らすことは不可能。
そのため周辺を歩いてどう感じるかというのは、重要なポイントとなります。