時期によって売れるか売れないかが分かれてしまうものが世の中にはあります。
それって不動産にも当てはまるのでしょうか？
売却チャンスの多い時期や時期よりも重要なことなどを紹介しました。
不動産を売却しようと思った時に、今が売れる時期かどうか気になるという人は多いはず。
不動産には一年で売れる時期というのがあるのでしょうか？
もう少し早めに、または遅めに売りに出せば、もっとスムーズに売れたのでは？と後で思うのは悔しいでしょう。
そこで、一年のうちで一番不動産が売りやすい時期を考えてみました。
○不動産は一年中売れる
しかし実は不動産は、年中通して売れるものであり、この時期は売れないという時期はないそうです。
多くの専門家が声を合わせてそう言っています。
賃貸の場合は、春や秋には多くの人が家探しのために不動産業者を利用します。
繁忙期ではない夏などは契約件数がガクッと下がるものです。
なのですが、売買の場合は少し異なるのだとか。
もちろん子供の入学、入園シーズンや転勤シーズンである春や秋に、不動産の購入希望者が増加する傾向はあります。
しかし賃貸ほどの時期的な増減のふり幅ではないのだとか。
高く売るために売却時期を見定めているという人は、それほど気にすることもないのかもしれません。
○買い手が探しはじめる前に売り出す
それでもできるだけ多くのチャンスがある時期に売りたいと思う人もいるでしょう。
売れなかったらどうしようと不安になり、そう考えるのも仕方がないこと。
多くの人に検討してもらえる機会が多いのは、やはり春にかけての時期ではないでしょうか。
ここで注意したいのは、賃貸するのと購入するのでは、契約するまでにかかる時間が違います。
家を借りて春から住むには、3月くらいに探し出しても間に合います。
しかし家を買って春から住むには、もっと余裕を持って探す必要があるでしょう。
そのため春に契約を目指す不動産の購入希望者は、だいたい年明けくらいに動きはじめるようです。
それよりも少し前の時期に売り出しておくことで、多くの人の目にとまるのではないでしょうか。
○時期を見定めるよりも今すぐに
他にも増税など税制改正のタイミングや住宅ローンの金利が上がる前なども、不動産の購入者が増える傾向にあります。
しかし上でも書いたように、まったく売れないという時期はないという不動産売買。
探している人が多い時期を選ぶことで、高額で売れる可能性が高いかと言うとそうではありません。
なるべく高く売りたいとなると、売却を決心してすぐというのが一番良いタイミングなのではないでしょうか？
不動産の売却というのは、けっこう手間がかかるものです。
時間に余裕を持って、仲介業者とじっくり戦略を話し合うこと。
それが上手に売却活動をしていくポイントとなるので、時期を見定めるよりは早めに売り出すことをオススメします。
