物件に興味を持ってもらっていても、ちょっとした部分で購入希望者の購買意欲を下げてしまうことがあります。
重要なのは、住みたいという気持ちをできるだけ崩さないようにすること。
物件の好感度をアップさせるコツを考えてみました。
○内覧する側の気持ちで考えること
内覧を迎える上で非常に重要となるポイントなのではないでしょうか?
自分が内覧するなら、どんな物件を購入したいと思うか。
反対にどういう点で、購買意欲が下がるか、ということを考えてみましょう。
物件に好感を持ってもらえるコツ、高く買ってもらうコツはというものがあります。
それによって売却が成功するかどうかが大きく左右されると思います。
○購入希望者の住みたい気持ちを崩さないように心がける
物件の立地や間取り、設備を気に入ってもらっていても、ちょっとした部分で「住みたくない」と判断されてしまうケースは少なくありません。
それが汚れやほこり。
もしも内覧時に、汚れやほこりが目についてしまうと、すぐに購入希望者の購買意欲は下がってしまいます。
内覧前には念入りに掃除をして、事前に抱いている「住みたい」という気持ちを、できるだけ崩さないように注意しましょう。
また明るさというのも重要なポイント。
暗い部屋はマイナスイメージにつながってしまいます。
照明や採光を考えて、明るい部屋にして内覧を迎えるようにしましょう。
○自分では気付きにくいにおいも物件の評価を下げる要因
視覚的な部分の次に気にしなくてはいけないのが、においです。
これも物件の評価を大きく下げてしまう要因となっていまします。
ペットのにおいやたばこのにおいが染みついていると、やはり住みたい気持ちも薄くなってしまうでしょう。
しかし、においというのは自分ではあまり気付かない部分のため、ここで失敗してしまうという売り手も実は少なくないようです。
気にしない人は気にしないけど、気にする人はかなり気にする部分のため、どんな人が内覧に訪れてもいいように消臭や換気をしておいてください。
○欠点を包み隠してはダメ
この設備はこういう使い方をすると便利。
周辺にはこんな場所がある、など。
どれだけじっくりと内覧してもらっても気付かない、住んでみてわかる物件のメリットというものが必ずあります。
それをしっかりと伝えることで、さらに購入してもらえる可能性が上がると思います。
アピールしすぎてマイナスイメージにならない範囲内で、そういった物件のメリットを付け加えて説明するようにしましょう。
しかし欠点を包み隠すということは、大きなトラブルにつながってしまう可能性もあります。
売却したいという一心で、物件のすべてを良く見せようとするのはやめておきましょう。