大きな古墳や包丁、そして工場夜景。

さまざまなスポットがある魅力的な街、堺市。

人口、面積が大阪府で2番目の堺市はどんなエリアなのか紹介しました。

堺市は面積も人口も大阪市に次いで2位の地域。

いったいどんな特徴がある街なのでしょうか?

○日本最大の前方後円墳

堺市にある大仙古墳は日本最大の前方後円墳。

世界三大墳墓といえば、ピラミッドと秦の始皇帝陵とこちらが挙がります。

仁徳天皇のお墓として5世紀の半ばに造られたのだとか。

中に入ることはできませんが、周辺を歩けばその大きさに驚くことでしょう。

堺市役所の展望ロビーからは、地上80mの高さからこの大きな古墳を見渡すことができます。

古墳の形も上からだとはっきり。

地上で近くから見るのとはまた違った味わいがあります。

周辺にはさまざまな古墳が点在しており、地域の歴史を感じることができます。

近くにある大仙公園は日本の歴史公園100選のひとつ。

園内には、空襲での死者や戦没者の鎮魂を祈り建てられた平和塔や自然豊かな日本庭園、堺市と友好都市を結ぶ奈良県東吉野村の特産物を販売している施設などがあります。

また堺市博物館では、このエリアの古墳から出土された品の展示や、市出身の著名人に関する資料などが揃っており、堺市の歴史を知ることができるようになっています。

大仙公園をスタート地点とし、大仙古墳を周回するマラソンやウォーキングのイベントが開催されているというのも、こちらの市の特徴的なところではないでしょうか。

○刃物のまち

堺市は古くから金属の加工技術で注目されている地域で、その製法で作られる刃物製品は堺打刃物と呼ばれています。

堺打刃物は日本の伝統工芸品としても指定されており、堺製の包丁は多くのプロの料理人が愛用しています。

阪堺線の妙国寺前停留所から歩いてすぐに位置する、堺伝統産業会館の2階には堺刃物ミュージアムが。

ここでは刃物の展示や製作工程がわかる資料などが充実していて、堺市の刃物について詳しく知ることができます。

またプロ用の刃物や高級な刃物の販売も行われています。

○堺泉北工業地帯の夜景

自然の美しさとはまた違った魅力のある工場夜景。

各地の工場夜景を撮影しにいくという人も少なくないようです。

堺市にもそんな工場夜景のスポットがあります。

それが堺市から高石市にかけての臨海部に広がる堺泉北工業地帯。

溜息が出るほどロマンチックな雰囲気のこちらの夜景は、工場夜景ファンだけではなくデートスポットとしても知られています。

近くの浜寺公園からは阪神高速道路と工場の夜景が重なり合って、また少し違った趣があります。

水面に映る夜景というのも見どころではないでしょうか。

○堺市の不動産を売却するなら

今後も大阪市に次ぐ、大阪府第2の中心都市として発展していくとみられている堺市。

自然が多いエリアもあれば住宅街エリア、繁華街エリアなどさまざまな顔を持っています。

大阪市へのアクセスも良好で、生活利便性も高い地域と言えるでしょう。

そういった点をアピールポイントと考えることで、不動産売却もスムーズにいくのではないでしょうか。

 
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