葛飾区の亀有や柴又は全国的にも知名度が高い街。
多くの人が身近に感じるこの街は、有名という理由以外にも懐かしさがあるからかもしれません。
そんな葛飾区の魅力を紹介しました。
○葛飾は知名度高い!?
昨年、長期連載に終止符が打たれ話題となった漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台である亀有。
他にも映画「男はつらいよ」で寅さんが旅の途中でふらっと戻ってきて騒動を起こす柴又など。
葛飾区には誰もが馴染み深い街があります。
「キャプテン翼」は静岡県の中にある架空の街が舞台なのですが、作品中の街の風景は作者の出身地である葛飾区がベースとなっています。
一度も行ったことないけど、身近に感じる。
そんな街って実はけっこう珍しいものなのかもしれません。
○区役所がある中心的な街だけど・・・
葛飾区立石には区役所や警察署が置かれ、区の中心的なエリア。
なのですが、のんべえの聖地と呼ばれじわじわと人気が出ている街でもあるのです。
商店街の多く昔ながらの風情があるこの街、昼間から飲み屋が満席ということも珍しくありません。
もつ焼き、餃子、寿司など、どこも低価格で飲み食いできるということもあり、いろんな飲み屋をはしごするのは当たり前。
また遠方から立石まで飲みに訪れる人も少なくないようです。
○葛飾という街に合った花火
葛飾区では毎年、葛飾納涼花火大会が開催されています。
都内でもさまざまな場所で花火大会は行われているのですが、葛飾の花火大会には特徴的なものがあります。
それは和火が打ち上げられるということ。
和火というのは外国の火薬が輸入されなかった江戸時代に作られた日本最古の花火。
今でも黒色火薬だけを使い、江戸時代の製法で作られているのだとか。
下町情緒のある葛飾という街にぴったりの花火と言えるでしょう。
○柴又で古き日本の人情味にふれる
寅さんの街、柴又には柴又帝釈天があります。
こちらは「男はつらいよ」だけでなく、夏目漱石の小説などにも登場する知名度の高い寺院。
初詣や出初式では多くの人が訪れて賑わいます。
柴又には寅さん記念館や寅さんの実家の団子屋のモデルとなった和菓子店、高木屋老舗があり、映画の雰囲気にふれることができます。
また「男はつらいよ」を手掛けた山田洋次監督の作品を紹介した山田洋次ミュージアムもあり、映画ファンは必見。
他にも柴又は有形文化財の山本亭があることでも有名です。
大正末期に建てられたこの建造物には、緑豊かな日本庭園や西欧文化を取り入れた洋間など見どころがたくさんあります。
このように映画のファンのみならず、多くの人が楽しめるのが柴又の魅力。
そして、「男はつらいよ」のような人情味にふれることができるのが葛飾区の魅力です。
○葛飾区の不動産売却ポイント
葛飾区は知名度が高く、住んでみたいと思っている人も多いと思います。
人情を感じれる街、昔ながらの飲み屋が並ぶ街。
少しおじさんぽい気もしますが、最近はそういった雰囲気が好きな若い女性も少なくありません。
また花火大会が至近距離で楽しめるというのも、葛飾区の不動産のアピールポイントになります。
不動産売却を検討中の人は、地域の売りを見つけることで売却が有利になるのではないでしょうか。