荒川区にはあまり知れ渡っていない魅力が多数あります。
ニポカジやもんじゃ文化、名前だけは知っている遊園地の驚きの入園料など。
そんな荒川区について紹介しました。
歴史を感じる穏やかな街並み。
隅田川も近く自然が豊か、商店街も多くて住みやすそうな荒川区。
そんな荒川区ですが、世間的にはあまり有名にはなっていない文化がたくさんあるようです。
○ニポカジ?
日暮里駅の南口には日暮里繊維街という生地繊維のお店が多数立ち並ぶ通りが約1㎞続きます。
そのため日暮里は、ファッションの街と呼ばれています。
紳士服や婦人服、子供服、服飾小物など激安な服が揃っており、「ニポカジ」という言葉も誕生しました。
そういったことからファッションショーやデザインコンテストなどのイベントも開催され、繊維産業の若き人材育成を目指しています。
○リーズナブル遊園地・あらかわ遊園
荒川区には「あらかわ遊園」という遊園地があります。
区営の遊園地というのは珍しく、東京23区でここだけ。
でも都内で遊園地に行こうと考えた時に、あまり候補には挙がってきません。
その理由はというと、大人にはちょっと物足りない子供向け遊園地だからです。
しかし料金を聞くと驚きの価格。
小中学生や65歳以上は100円、大人でも200円という異常なほどにリーズナブルな遊園地なのです。
小学生未満は無料で入園することができます。
アトラクションに乗るチケットも同様に低価格。
観覧車やメリーゴーランド、ジェットコースターといったアトラクションに加えて、プールや動物とふれあえる広場も備わっています。
この値段で遊べるので、ファミリーには大変人気のスポットとなっています。
アトラクションだけを見ると子供向けですが、中には動物や自然など見どころは豊富で、釣り堀まで楽しむことができます。
お財布にも優しく、実は大人もじゅうぶん楽しめる場所なのです。
○俳句の街
江戸時代の俳諧師、松尾芭蕉によって記された紀行文「奥の細道」。
荒川区はその旅立ちの地域でもあり、南千住駅の西口には松尾芭蕉像が建てられています。
また若年層など幅広い世代に俳句という文化を広めるために、ツアーやフォト俳句コンテストなどあらゆるイベントも開催されています。
○荒川もんじゃ文化
今でこそ少なくなりましたが、荒川区が駄菓子屋が多い地域だったそうです。
そんな駄菓子屋で子供たちに食べられていたのがもんじゃ焼き。
その名残もあり、荒川区には多数のもんじゃ焼き屋があります。
個性的なトッピングもんじゃを食べられるお店も珍しくなく、どこも低価格。
もんじゃ焼きのお店を紹介したマップまで発刊されています。
もんじゃと言えば月島が有名ですが、荒川もんじゃもそれに対抗できるほどの文化と言えるでしょう。
○荒川区で不動産を売却するなら
豊かな自然が残っており、温もりのある商店街が多いというのが魅力の荒川区。
最近、日暮里駅の周辺などはどんどん新しいマンションが建設されています。
今後はさらに発展していくのではないかと予測されています。
独自の文化がある地域というのも、惹かれる人も少なくないでしょう。
荒川区の不動産はそういった区の売りを押し出すことが、売却のポイントです。