株式投資と不動産投資ってどっちがお得なのでしょうか？
2つの違いから、それぞれのメリットデメリットを考えてみたいと思います。
また不動産投資の成否のカギとは？
投資と一言に言っても種類はさまざま。
投資を始めようと考えてみても、何をすればいいのかわからずスタートできないという人も多いはず。
たとえば株式投資と不動産投資。
どんな違いがあって、そしてどちらがお得なのでしょうか？
○株式投資と不動産投資の違いは？
株式投資というは景気の動きに影響されるもので、収入は安定しません。
一方、不動産投資の場合それほど景気には左右されず、物件への入居者さえいれば、安定的な収入を得ることができます。
それが不動産投資のメリットなのではないでしょうか？
またはっきりとした違いとして、始める費用の大きさも挙げられるでしょう。
株式投資の場合は少額の費用でスタートできるのに対して、不動産はそうはいきません。
物件を購入するために大きな金額の初期費用が必要となります。
そのためローンなどを利用して、購入するというのが一般的。
物件は購入すればもうお金はかからないというものではなく、税金やメンテナンス費用が必要となってしまいます。
このように不動産投資は株式投資よりも初期費用もランニングコストもかかってしまうのです。
○株式投資の方がいざって時に手が引きやすい
株式投資の場合、よっぽどの状況でない限り買い手が見つからないなんてことは少ないかと思います。
そのため気付けば売却して現金にすることが可能というわけです。
では不動産投資だとどうでしょう？
思っていたよりも空き室が埋まらずにローン返済できないという場合、物件を売却して返済にあてようと考えます。
しかし、かなり値段を下げなければ売れないないなんてことにも珍しくないでしょう。
最悪の場合、買い手が見つからないなんてことも。
それではローンの返済も苦しくなってしまいます。
そういった点では株式投資の方が、お手軽なのかもしれません？
○不動産投資は計画性や経営する意識が重要
価値の減少が緩やかで、安定的な収入も期待できるというのが不動産投資の旨味。
なのですが、物件を購入すれば入居者から家賃収入が得られる、そんな風に簡単に考えて不動産投資を始める人もいます。
もちろん実際にはそんなはずもなく、物件の管理だけでも非常に手間がかかるもの。
空き室対策や家賃滞納、入居者のクレームなど頭を悩ませることも少なくありません。
経営をするという自覚を強く持つことが、不動産投資の成否を左右するのだと思います。
不動産投資を行うなら株式投資以上に計画性が重要になってくるでしょう。
