観光的なスポットは少ない杉並区ですが、独自の文化で人を魅了します。
自然豊かな穏やかな地域で生まれた文化とは?
他にもパワースポットやアニメ産業に力を入れる理由について紹介しました。
杉並区は低層な住宅街が多く、穏やかに暮らすことができる地域。
和田堀公園や善福寺川緑地公園、蚕糸の森公園、柏の宮公園など大きな公園も多く自然と寄り添った生活が送れます。
また活気ある商店街も多数あり、それぞれに個性的な顔を見せています。
○中央線文化
杉並区を代表する街といえば高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪という中央線の駅が挙げられます。
特筆すべき大きな観光名所こそない区ですが、それぞれの街が形成した中央線文化というのが杉並区一番の武器かもしれません。
古着や音楽、B級グルメなどの若者文化が根付いている高円寺や、ケヤキ並木の綺麗な風景とディープな飲み屋街のギャップが楽しめるジャズの街、阿佐ヶ谷。
それぞれで高円寺阿波踊り、阿佐ヶ谷七夕まつりと毎年多くの人が集まるお祭りが開催されています。
ラーメンで有名な荻窪は駅前に商業ビルが立ち並び都会的に発展していて、他の駅に比べて雰囲気が落ち着いています。
丸の内線の始発点でもあり、交通利便性も高い街として人気。
そんな荻窪のせいか以前は少し地味に思われていた西荻窪ですが、最近はアンティークショップやレトロな喫茶店などで着々とファンを増やしています。
このように街ごとに個性的な魅力を持っているというのが杉並区の特徴です。
○パワースポットして有名な大宮八幡宮
「東京のへそ」の呼ばれ、都内屈指のパワースポットとしても知られる大宮八幡宮は、井の頭線永福町駅から少し歩いたところに位置します。
安産や子育て、縁結びにご利益があるといわれており、メディアでは「小さなおじさん」という妖精が出現するという都市伝説も紹介され有名になりました。
豊かな自然に包まれた大きな境内は空気も澄んでいて、全身にパワーがみなぎるような気分にさせてくれるでしょう。
○アニメの街
他にも杉並区はアニメの街ともいわれています。
荻窪には杉並アニメーションミュージアムというアニメ博物館があり、アニメ文化を発信する商店街、阿佐ヶ谷アニメストリートが阿佐ヶ谷駅付近の高架下に。
でもなんで杉並区でアニメ推し?とも思ってしまいますが、それにはちゃんと理由があるそうです。
アニメの制作会社は全国に200社ほどあるのですが、そのうちの約70社が杉並区に置かれているのだとか。
そういった理由から杉並区はアニメ産業に力を入れているのです。
西武新宿線の上井草駅前にはガンダムの記念碑も建てられており、アニメの街のシンボルとなっています。
○杉並区の不動産売却をするなら
独自の文化を形成している杉並区は、一定の層に非常に高い人気を誇ります。
もちろん、それも物件売却の大きなアピールポイントとなるでしょう。
しかし区内はそれ以外にも庶民的な住みやすさや自然の豊かさなど魅力は少なくありません。
そのため幅広い世代にアピールできるのではないでしょうか。