上野や浅草、台東区は多くの人が訪れたことのある観光地の定番が集まっています。
古き良き日本の風情を感じることができるエリア。
そんな台東区は住むのに適してない?それってホント?
江戸時代に栄えた台東区エリアは、上野駅ができてから日本の北側との玄関口として重要な地域となりました。
面積でいうと23区で一番小さく、商業が中心となる地域のため住宅街はそれほど多くありません。
歴史がありそうなエリアというのは、街を眺めればなんとなく頷ける気がします。
でもそんな台東区、実際はどんな場所なんでしょう。
○誰もが楽しめる上野周辺
台東区の顔と言えばやはり上野です。
上野駅周辺は松坂屋やマルイなど大型の商業施設が立ち並んでいて、都会的な雰囲気。
かと思いきや、生鮮食品や乾物、衣類などをたたき売りするアメヤ横丁は今でも活気に溢れています。
上野公園方面に目をやれば、広い敷地の中に桜や不忍池の蓮などの豊かな自然。
そして西郷隆盛の銅像は特に有名なのではないでしょうか。
また美術館や博物館、動物園などあらゆる文化施設も置かれており、自然と文化が融合されています。
中でも国立西洋美術館は昨年、世界遺産登録され話題となりました。
○観光地の代表・浅草
他にも浅草寺がある浅草も知名度が非常に高く、さまざまな世代の観光客、また外国人なども多く訪れる場所です。
いつ行ってもお祭りのように賑わっている日本の観光地の代表とも言えるでしょう。
雷門を抜けて仲見世商店街を歩けば、古き良き日本を感じることができます。
また花やしきは日本で一番古い遊園地として、今でも多くの人に愛されているスポット。
レトロさだけを売るにするのではなく、さまざまなイベントを催し新鮮さを保ち続けているのが魅力かもしれません。
他にも合羽橋にある道具街も特色のある場所として有名です。
メイン客層となっている飲食店を営む人たちが業務用の調理道具や包材を求めてくるだけではなく、精巧な作りに魅了された外国人観光客が食品サンプルをお土産として購入するようにもなりました。
○台東区って住みやすい?
そんな商業地域、観光地といった面がかなり強い台東区。
では台東区で生活したいと考えた時に、どの辺りが住みやすいのでしょうか。
最近では谷中、根津、千駄木といった昔ながらの情緒や温もりのある商店街が若い世代にも支持されています。
そんなちょっとした谷根千ブームのせいか、この辺りの物価や家賃が上昇しているそうです。
そのため少し離れた入谷周辺の物件は人気が高くなっているのだとか。
物価もそれほど高くなく、鶯谷駅や上野駅など山手線をはじめ多数の路線が徒歩圏内で使える利便性も魅力となっています。