現在、親や祖父母と暮らしているという人も多いと思います。
親等との同居、一番多いのはどんな理由から？
また同居の場合と離れて生活する場合の、それぞれのメリットなども考えてみました。
両親や祖父母と一緒に暮らしているという人も多いでしょう。
その中には独身の人もいれば、家庭を持っている人もいます。
同居の理由はというと、その人やその家庭によってさまざま。
ではいったいどんな理由が多いのでしょうか？
○トップは生活費の節約
実家から離れて生活を送るためにはもちろんお金が必要となります。
家賃や光熱費などの住居にかかるお金や食費など。
それが毎月となると、けして安いものではないでしょう。
親と同居する理由のトップは、やはり生活費の節約。
両親や祖父母と一緒の家で暮らせば、生活費をだいぶ削ることができます。
親等に生活費を渡しているというケースも多いですが、離れて暮らすよりかは少額になっているのではないでしょうか？
実家と職場が近いとなると、そこを出て新しく住居を構えるメリットも少ないのかもしれません。
○身の回りのことをやってくれるので楽ちん
他には炊事や洗濯など身の回りのことをしてもらえる、という理由も上位となっています。
一人暮らしでは、どれだけ仕事で疲れていようが、忙しくて時間がなかろうが、生活するためにしなくてはいけないことが多いと思います。
それを思うと、なかなか実家を離れようという気にもなりにくいのかも。
また夫婦共働きで小さな子供を育てている場合は、親が子供の面倒を見てくれます。
その安心感も、親と同居する大きな理由となるでしょう。
○どちらにもメリットがある
それらとは異なり、親の介護など、やむを得ない事情を抱えているいう人も少なくはありません。
そして、両親や祖父母と同居している人の中には、実は離れて生活をしたいと考えている人も多いようです。
親等と同居か、別に暮らすのか、どちらか良いかは一概には言えません。
親元を離れて暮らすことで、何でも自分でやらなくてはいけない状況を作ることは、自立するためにも重要。
親の大切さやありがたみというものは、離れて暮らして初めて気づくものかもしれません。
しかし、1人暮らしをスタートして、ダメになっちゃうケースもあるでしょう。
1人暮らしでだらしなく生活するよりかは、同居して規則正しく生活する方が健康的。
体調を崩した時なんかは、１人暮らしの心細さが身に沁みますし。
また女性の場合は、防犯的な意味でも１人で住むより安心できます。
親と一緒に住むというのが、一番の親孝行だと考えることもできると思います。
このようにどちらにも、たくさんのメリットが含まれています。
1人暮らしや家庭を持って両親、祖父母と離れて生活を送るとしても、できるだけ近くで暮らせるというのが理想と言えるのかもしれません。
