巨人が2軍専用の球場を設置することとなった稲城市。
実はスポーツとのゆかりの深いこの地域、いったいどんなところなのでしょう?
市内の公園なども探ってみました。
○2軍本拠地の移転先は稲城市
プロ野球、巨人が2軍専用として球場を設置することとなった東京都稲城市。
2021年3月の末に工事が開始され、2023年3月に竣工が予定されています。
デッキ席ではバーベキューをしながら、芝生席ではシートを広げ寝転んで観戦できるのだとか。
野球を通じて地域の街づくりに貢献したいという考えから、球場のそばには商業施設の建設も構想されています。
試合観戦に訪れた人から地元の人まで多くの人が楽しめる場所になりそうです。
○稲城市と巨人
現在、巨人2軍の本拠地となっているのが、川崎市多摩区のよみうりランド内にある読売ジャイアンツ球場。
こちらはチームの練習場として使用されています。
そんなジャイアンツ球場には稲城市には京王よみうりランド駅から、よみうりV通りという道路でつながれています。
この通りには100人以上の選手、監督の手形が埋め込まれています。
また駅からは巨人への道と呼ばれる山への階段もあります。
頂上には長嶋茂雄直筆の石碑も置かれ、市内一帯が見渡せる展望台となっています。
特に野球好きではないなんて人にも、オススメできる稲城市の名スポットです。
○稲城市でスポーツを楽しむ
稲城市は他にもJリーグ、東京ヴェルディのホームタウンでもあります。
ちなみに東京ヴェルディの練習場もよみうりランド内に設置されているのです。
このようにスポーツとゆかりの深い地域である稲城市。
市内にある公園もスポーツ施設が充実している場所が多数あります。
稲城市の中心地にある公園、稲城中央公園には総合グラウンドや総合体育館、野球場が設けられており市民の運動場とも言える場所。
お花見のスポットとして知られているほか、地下水100トンを井戸からくみ上げて貯水しており災害時に利用できるようになっています。
多摩川に隣接している稲城北緑地公園には、テニスコートやバスケットコート、ゲートボール場、スケートボードができる場所があります。
ロープ遊具で遊べるのは市内ではここだけ。
日が暮れてしまうと、なかなか野外でのスポーツは難しい。
しかし若葉台公園の野球場やテニスコートにはナイター設備が整っています。
暗くなっても気にせずにスポーツを満喫することができます。
他にも園内にはバーベキュー広場や喫茶店などが揃っています。
巨人が2軍の球場として移転する稲城市は、市民も気軽にスポーツとふれあえるスポーツのまち。
スポーツを軸として魅力を発信している地域なのではないでしょうか。