マンションでの生活、管理組合の活動のエピソードのコンテストがあるって知ってました?
ほっこりする話や感動する話など多数。
実はその中には、今後の自分の道しるべとなるようなものもあるかもしれません。
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○マンションいい話コンテストって何?
突然ですが、マンションのいい話コンテストって知ってますか?
マンションのいい話コンテストとは、マンション管理業協会が主催しているマンションでの生活や管理組合での活動などで体験したエピソードのコンテスト。
エピソードの内容は、感動するような話から微笑ましい話までさまざま。
個人でもグループでも参加することができ、応募された多数のエピソードの中からグランプリや準グランプリ、特別賞、佳作が選出されます。
○エピソードには多くのヒントが
昨年は806通の応募があったマンションいい話コンテスト。
グランプリを受賞したエピソードは、認知症を発症した高齢者との関わりがテーマとなっています。
マンションの居住者もどんどん高齢化が進んでいる現在。
さらに今後は認知症の高齢者も増えていくと予測されます。
これは日本がこれから向き合っていくべき課題となるテーマなのではないでしょうか。
他にもマンションのコミュニティの重要性を考えさせられるエピソードばかり。
マンションに関するエピソードと絞られたコンテストではありますが、たとえば一戸建てに住んでいる人などマンションとはそれほど縁のない層の人々にもぜひ読んでほしいと思います。
というのも、地域や職場のコミュニティ、また小さな人間関係などさまざまなケースとして考えることができるからです。
もしかすると今後の生きていくための指針となるエピソードも見つかるかもしれません。
○人とのつながりの重要性を再認識できる場所
現在は昔とは違って、なかなかマンションや地域でのコミュニケーションが取りにくい時代でもあります。
隣の部屋に住んでいる人の顔もほとんど知らないという人も珍しくないと思います。
ご近所づきあいのちょっとしたこじれから、恐ろしい事件と発展したというニュースも少なくありません。
そのため誰もが警戒心を持って暮らしているのでは。
また他人と関わる煩わしさなんかもあることでしょう。
しかし実は多くの人がは、マンションや地域でのコミュニケーションを取りたいという願望を抱いているのではないでしょうか。
マンションのいい話を聞いて「いいなぁ」と感じたり心がほっこりするということは、その気持ちがあるという証拠。
そういった気持ちを自分自身で確認することで、マンション内の他の住民や地域の人とふれあうきっかけとなるかもしれません。
このようにマンションいい話コンテストは、人と人とのつながりの重要性を再認識できる貴重な場所なのかもしれません。