売却するマイホームに購入希望者が見学に来る時、何ができるでしょう。
また問い合わせへの返答の注意点。
そして、購入希望者への対応で重要となるのは何かを考えてみました。
最高の状態で見てもらおう
マイホームを売りに出すことで、購入希望者が物件の見学に訪れます。
当然、物件に対して良い印象を持ってもらえれば、それだけ買ってもらえる確率も高くなります。
そのためできるだけきれいに見えるように、まんべんなく掃除しておくようにしましょう。
立地や間取りなどが買い手の条件にぴったりでも、実際に物件を見てみると「何かが違う」なんてことも珍しくありません。
それを少しでもなくすために、その物件の最高の状態を見てもらえるようにしておくことが大切です。
購入希望者によって内見時に注目するポイントもさまざま。
たとえばニオイに敏感な人は、部屋にタバコやペットのニオイがしみついているとそれだけで物件の魅力はがた落ちです。
どんな人が見学に訪れても大丈夫なように、自分の気にならないような箇所も注意するようにしてください。
問い合わせには素早く、しっかり対応する
購入希望者からの質問や交渉など、売却を依頼した不動産業者を通して問い合わせを受けることがあります。
問い合わせてくれるということは、物件に興味を持ってくれているということ。
その返答次第で売却の成約率は大きく変わってくるでしょう。
問い合わせをしてもなかなか返事がこなかったり、適当に対応されてしまうと買い手側はどう感じるでしょうか。
せっかく興味があった物件でも買いたいという気持ちは薄れて、他の物件に目が移ってしまうという人がほとんどだと思います。
購入希望者から問い合わせを受けた場合は素早い返答、しっかりと向き合った対応が求められるのです。
また物件の内見に立ち会っている際に、購入希望者から質問を受けることもあるかもしれません。
どうしても買ってほしいからと、物件の欠点を包み隠すなんてことはせずに誠意を持って対応するようにしましょう。
不動産業者との関係作りが購入希望者への対応へとつながる
購入希望者への対応は、主に仲介を依頼した不動産業者がやってくれます。
なのですが、その担当者にすべて丸投げではいけません。
しっかりとした対応をしてもらうためには、仲介してもらう担当者に売りたい物件を詳しく知ってもらう必要があるのです。
アピールポイントだけではなく、マイナスとなる部分なども担当者と細かく話し合うようにしましょう。
不動産業者と信頼関係を作ることで、安心して物件売却の仲介を任せることができます。
また業者の方も、この人の物件をしっかりと売ってあげようと思い積極的に宣伝してくれるようになるものです。
売り手ができる購入希望者への対応は、橋渡しをしてくれる業者との関係作りからスタートすると考えましょう。