売るべきか貸すべきかは所有マンションについて悩んでしまうポイント。
また売却するにしても、そのタイミングというのは難しく感じてしまうでしょう。
売るのに適したタイミングやシーズンを考えてみました。
売るか賃貸かの二択
住んでいたマンションから離れる場合、売りに出すか賃貸に出すかというのは、非常に悩むところ。
いったいどちらがお得なのか、はっきりとした答えが欲しいと思ってしまうでしょう。
しかしそれは一概には言い切れるものではなく、マンション所有者の人生設計によって、またその物件の状態や立地条件によっても異なってくるかと思います。
できるだけ早く動くべき
しかし、たとえば売却しようと決めたとしても、気軽に行動に移せるものではありません。
売りに出すタイミングがわからないという人も多いのではないでしょうか?
そこで所有しているマンションを売却するタイミングについて考えてみたいと思います。
多くの専門家はできるだけ早い方が良いという答えを出しています。
単純に考えて、住宅の価値というものは時間が経つにつれて低くなっていくものです。
また人口の減少に対して、物件自体は増えており、供給が増えすぎているのが現状。
そのため今後、マンションの売価は上がらないとも言われているのです。
ですので思い立ったらすぐに売却へ向けて動くのが賢明だと思います。
もしも何かが原因で値崩れしてしまうと、そこから買い手を見つけるのはどんどんと難しくなっていきます。
その地域の将来性を探る
しかしもちろん例外はあると考えてください。
地域によっては早ければ早い方がいいとも言い切れません。
近いうちに発展が予定されているなんて地域もあるはずです。
たとえば、駅が新しく作られていて人が増えようとしている地域や、商業施設が建設されていたりと土地の開発が進んでいる地域など。
このように地域がこれから発展していくことがわかっているケースは、少し待つというのもマンションを高く売る方法のひとつです。
所有しているマンションが建つ地域の将来性。
これも売却を大きく左右するので、その地域の今後についても調べておくようにしましょう。
売却のシーズンはいつが適しているか?
では季節的にはいつがマンションの売却に適していると言えるでしょうか?
それは仕事の転勤や子供の進学など、新生活を始める季節。
マンションを探す人は4月に向けて、または10月に向けて、増える傾向にあります。
購入する人が余裕を持ってじっくりと探せるように、その時期の少し前には売りに出しておきたいというのが率直な意見です。
なのですが探す人が増えると同時に、同じ地域の似たような物件など競合相手となる売却物件も増える時期となります。
売却に適したシーズンがズレてしまうと売れない、なんてことは決してありません。
マンションを探す人は年中通しているので、それに絶対合わせる必要はなく売却の準備が整ったタイミングで売り出すのが良いでしょう。