皆さま、こんにちは。LR会計の山田です。
私事ですが、最近子供が生まれまして。
初めての子供ですが、いや~可愛いやら夜泣きするやら。
自分もこんな感じだったのかと思うと、自分の両親への感謝の念も湧いてくるというものですね。
さて、ここのところ、こちらのコラムでは税金ネタを中心に書いてましたが、たまには毛色の違う話でもしようかなと。
子供が生まれて、数日経った時にふと、マンションを自分が購入した時の担当営業マンから言われた言葉を思い出したのです。
「この物件、子育てをするには非常に良い住環境ですよ」
当時の山田はそれはそれは立派な独身貴族でした。
なので、「子育て」と言われてもピンと来ないんですね。
だって、当時は結婚する予定もなければ相手もいないという状態でしたから。
当時の山田が気にしていたことは
・セブンイレブンが近所にあること
・駅から徒歩圏内であること
・夜は静かな環境であること
程度でしたから。
・大きな公園があること
・小学校が近いこと
・子育て支援策が充実していること
と言われても「ふ~ん」としか思いませんでした。
いやはや、当時の営業マンには薄い反応しかできず、悪いことをしました。
そして今改めて思います。
不動産の価値に絶対はないものだなと。
住む人の状態によって、「良い不動産」の条件は変わるものなんだなと。
たまに、ニュースで話題になる「住みたい街ランキング」とかありますよね。
あんなの意味あるのかなと思います。
まあ、不動産投資をする場合には参考になるんでしょうけど、
自分が住むという「実需」については、人それぞれ正解はまったく変わるんだろうなと。
一時期、妙に職場と住宅の距離は近い方がいい的な風潮が流れていて、
「都心回帰」なんて言葉をよく目にしましたが、あれもどうなのかなと思います。
個人的には通勤時間はある程度ないと、気分が切り替わらないのですが。
この辺りも不動産を売る側の仕掛けがあるのだろうと思います。
ま、住めば都ってことなんでしょうね。