皆さま、こんにちは。LR会計の山田です。
早いものでもう3月ですね。
所得税の確定申告の提出期限も近づいてまいりましたが、順調でしょうか?
さて、タイトルの件。
確定申告のお手伝いをさせていただきまして、多々思うことはあるのですが
なかなか普段は忙しさにかまけてあまりお客様にもお伝えしていないな~
と思うことがありまして、こちらのコラムをお借りしてその辺りをお伝えしたいと存じます。
ですので、すぐに役立つという話ではございません。
まあだからこそなかなかお伝えする機会が見つからないのですが。。
保有されていた不動産を売却する時の話でございます。
売り主さん(個人)としては、相手先との金額交渉に精力を使い果たして
やれやれと思いつつ、もしくはその疲れも取れてきたな~という頃合いに
所得税の確定申告を迎えるわけですね。
そして担当の税理士に「今年は不動産の売却があったからよろしくね」と伝えるわけです。
すると税理士から資料依頼リストが届くわけですね。
売却した時の契約書・・・これはもう当然のことながらお手元にあるわけです。
購入した時の契約書・・・あれれ?どこにやったかな?たしかあの引出しに・・・
ここまで読んで思い当たる方、いらっしゃいませんでしょうか?
もちろん記憶力というものには個人差がございます。
なので、中にはどこに何が置いてあるかスラスラ言えるという方もいらっしゃることでしょう。
しかし、私のような凡人ですと、1年前のことなんてそりゃもうきれいさっぱり忘れておりますし、
1週間前に自分が何をしたのかも手帳を見ないと思いだせないわけです。
そのため、やはり重要な書類はきちんと決められた場所で保管するのがよいのですね。
とはいえ、ありがちなのが、資料を年度ごとに1つのファイルに綴じるという方法。
これ、気持ちは分かります。
確定申告は1年単位ですから。
しかし、不動産の売却というのは、通常ですと、購入してから数年先のこと。
そのため、不動産購入時の資料は年度のファイルとは別のファイルにて保管しておく必要があるのです。
言われてみれば当たり前のことと感じられるかと思いますが、
これ結構できてない方が多いなと感じるものでお伝えする次第です。