皆さん こんにちは! LR会計の山田です。
さて、本日はたまに新聞広告などで見かける
「本セミナーにご参加いただいた皆様には税理士による無料相談会の特典あり」
について注意喚起をさせていただきたいと思います。
結論から申し上げますと
「デメリットは何ですか?」
というキラークエスチョンを活用してください!
貴方が無料相談会に参加した場合、だいたい次のような流れになることが予想されます。
(担当者)<では、今回の相談を担当される税理士の先生をご紹介します。
(d´Д`)<どうも~税理士の山田です。
(貴方)<あ、どもども。
(d´Д`)<さて、本日はどんなご質問でしょうか?
(貴方)<え~と、自宅の買換えを考えてまして、税金がどれくらいかかるのかなと
(d´Д`)<ああなるほど買換えですか。
(担当者)<先生、買換えの場合ですと所得税の特例がございますよね?
(d´Д`)<はい、○○が□□という要件を満たすと所得税が△△となります。
(貴方)<なるほど、買換えってお得なんですね~
(担当者)<そうなんですよ!
>>ここで時間終了<<
無料相談は無料なだけに、せいぜい30分程度かと。
なので上記のようなあっさりとしたやり取りで終わることが多いかと。
(貴方)<え、このやり取りの何が問題なの?
そう思われました?思っちゃいました?
ではお教えしましょう。
上記の会話の落とし穴。
それは要件です。
当たり前ですが、税法は法律なので要件が重要です。
要件を満たせば○○だし、満たさなければ△△
というものです。
通常の税務相談の場合、税理士は要件を満たすか否かを、
貴方からお話を伺ったり、資料をご提示いただくなどして
時間をかけて判断して参ります。
まさしく、この「判断」こそがプロの仕事なわけです。
そしてその判断にはある程度の時間がかかります。
無料相談の場合、この時間が限られることが多いです。
まあね、そりゃ無料ですからね。
仕方ないといえば仕方ない。
でもそれだと一般論しかできないんですね。
貴方の相談は貴方オリジナルなはずなのに。。
そこで上記のキラークエスチョンです!
短時間の無料相談において
(貴方)<デメリットは何ですか?
こう聞かれたら税理士はあれこれ考えるはずです。
(d´Д`)<そうですね、この要件を満たさないと□□が▼▼になるというリスクがあります。
といった話も聞けるはずです。
まあ、もちろん本当にきちんと知りたい時は、無料相談ではなく、有料での相談をお勧めします。
無料相談は「きっかけ」としては役に立ちますので、賢く活用いただきたいです!