こんにちは。脇坂奈菜美です。
私の母は私が小学生の頃、「隣の土地を買ってあなたの家を建てようと思っているの。」と伝えられたことがあり、喜ぶというより、「えっ!将来ここに住まなきゃいけないの?」と惹いたことを思い出しました。
今思えば母親の冗談だったようです。
昔のことを思い出していたら、隣の土地を買いたいと思っている人は意外と多いという話を聞いたことがあります。そこで、隣家に土地を売りたいと考えている時に、気をつけるポイントについて考えてみました。
直接交渉は避ける
ご近所づきあいがある隣家なら、業者に手数料を取られるくらいなら直接交渉した方が早いですし、金額のやりとりもスムーズだと思うかもしれません。しかし、売買にはさまざまな法律や手続きが絡むため、直接交渉は絶対に辞めましょう。
相手も人間なので、最初は好意を持って接してくれるかもしれませんが、いつどこで、トラブルに発展するか分からないためです。売買金額の一部にあたる手数料ですが、必要経費と捉えて、業者に相談することをおすすめします。
売買希望価格を伝えない、聞かない
直接交渉は絶対に避けなければいけませんが、相手がどのくらいの金額を考えているかくらいは、気になる部分ですよね。こちら側の希望金額と相手側の購入金額の差が少なければ交渉の余地があると思うものです。
しかし、相手が正直に伝えるかどうかも分からないですし、「言った」「言わない」の水掛け論にもなってしまうので、売買金額については、伝えたり、聞いたりするのは辞めましょう。
焦りを悟られると交渉で損をする
売る側の理由としては、やはりお金が必要という印象を相手に与えてしまいうものです。そのため、焦っている雰囲気を出してしまうと、お金が必要と足元を見られてしまい、買い手側のパワーバランスが強くなってしまいます。
早く買うから金額を下げて欲しいという交渉にも発展するので注意が必要。でも、冷静に装っていてもどうしても見抜かれてしまうので、間に中立な立場の業者に入ってもらい、交渉を進めるとトラブルに発展することを回避できるのではないでしょうか。
まとめ
土地を広げて駐車場を確保したいと考える人や、二世帯に増築したいと考える人もいます。素人が直接交渉をするとさまざまなトラブルに発展するので、後で損をしないためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。