こんにちは。脇坂奈菜美です。私はインタネットショッピングが大好きで、全国各地のお取り寄せを頼むのが楽しみなのですが、最近気になるニュースを目にしました。それは、宅配業者の大手ヤマト運輸が、ドライバー不足などを理由に27年ぶりに基本料金の値上げを検討しているということです。
ドライバーの皆さんは、昼夜荷物を運んでくださっていますが、不在や時間指定に対応できないくらい、荷物の量が増えているとのこと。
この問題とマンションの利便性は切っても切り離せない関係があるのではないかと思い、この二つの関係について考えてみたいと思います。
宅配ボックスがあるマンションの利便性
新築のマンションにはほとんど設置してある宅配ボックスですが、築年数が古い物件では常備していないマンションも少なくありません。宅配ボックスは共有部分の一部にあり、不在時でもロッカーに入れて保管が可能なので、宅配業者と受け取り側の両方にメリットがあり便利ですよね。
不在の時の再配達の手間がかかりませんし、好きな時間に受け取ることができます。この宅配ボックスが全ての物件についていたら、ドライバー不足があっても荷物を効率的に届けることができるかもしれません。でも現実的に全ての物件に宅配ボックスを完備させるのは不可能です。
大型マンションは宅配業者の一本化へ
全ての物件に宅配ボックスがなくても、これらの問題を回避するため新たな取り組みも試行されました。それは、主要な宅配業者とされるヤマト運輸と佐川急便、そして日本郵便が連携し、オフィスビルや大型マンションなど一括して配送する仕組みを整備していくそうです。
今までは個別で対応していたため、同じビルでも宅配業者が入れ替わっていたことを考えると、一本化することで効率化につながるのではないでしょうか。
宅配ボックス付きのマンションのニーズは高まる
ネット通販は利用している人が多いため、送料の値上げは気になる所ですよね。このような時代背景の中で、注目されているのが、やはり宅配ボックスの有無。セキュリティーが高く、冷凍や冷蔵物などの生鮮品の他、大型のものでも収納可能など、どんなものでも配達が可能な宅配ボックスを設置してあるマンションは今後ますます注目度が高くなる見込みです。
共有部分の設備に関して便利だと思う物件は、購入したいと思う人も多いものです。あなたの今住んでいるマンションの宅配ボックス事情を再確認して、アピールする材料にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
マンションの設備は年々利便性が高まってきています。宅配ボックスも便利な設備の一つなので、他の物件と差別化を図れる材料になるのではないでしょうか。