郵便ポストに入っていた「あなたの家を必要としているお客様がいます」などというチラシを目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。具体的な金額が書いてあると、思わずドキッとして「そんなに高い金額で買い取ってもらえるなら」と気持ちが揺らぐ人も多いものです。そこで、このチラシに見た時に考えて欲しいことをまとめてみました。

手数料を取るビジネスの場合も


お金が必要な時に限って、目にする具体的な買取金額の提示。普段折込チラシで周辺の相場感は理解していても、それ以上の金額だとびっくりするものです。しかし、あなたの家の入っているということは、大量に印刷して欲しいエリアに配布している可能性もあります。広告費をかけてでも物件を探している場合、売り主と買い主の両方から手数料を取るケースも。金額の裏にはからくりがあるので、この手に乗らないためにできる方法について見ていきましょう。

売却は複数の業者から見積もりを取るのが鉄則


本当に家を探しているケースもありますが、中には年齢やどうしてその物件が欲しいのか、理由が具体的過ぎると感じたたこともあるのではないでしょうか。必要としている人が想像しやすいため、「力になれるのなら」と誘導されてしまいますが、売る場合は複数の業者から見積もりを取って、その金額に差があるかどうか比較するのが原則です。面倒でも業者を選び、連絡して査定、その後見積金額を出してもらうという流れはその業者が正当な業者なのかどうかを見極める大事なフローの一つ。複数の業者からの見積もりは鉄則であることを覚えておきましょう。

甘い言葉に惑わされないで


不動産の売却によるトラブルや詐欺は、年々手口を変えて甘い言葉で近寄ってきます。その誘惑が正しい情報なのかそれとも、トラブルに発展するものなのかは、その場では判断しにくいものです。しかし、条件が良いものには裏があることも頭に入れて、売却を予定している人は、信頼できる不動産を見つけることからはじめてみてはいかがでしょうか。

まとめ


たった一枚のチラシでも、冷静な判断ができるように、不動産の情報を日頃から目にしておくことがポイントになります。時間がある時に、インターネットを利用した無料の査定を依頼しておくのも事前準備としては有効なのではないでしょうか。

 
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