内閣府の調査によると、2060年には4人に1人が75歳以上の高齢者になることが発表されました。認知症を発症する高齢者や介護問題も社会問題として考えていかなくてはいけません。今回は加入者が増えている認知症保険と所有している不動産の今後について考えてみたいと思います。

 

参考:内閣府

 

加入者が増えている認知症保険とは

大手保険会社が商品として販売を開始した認知症保険。2012年の厚生労働省の調査によると、認知症患者は全国で約462万人いるとされ、高齢者の7人に1人は罹患していることになります。


認知症患者の事件や事故なども多いことから、将来に対しての備えを意識して保険に加入している人が増えているようです。この認知症保険は認知症と診断された場合、給付金が受け取れるというもの。


将来は何が起こるか分からないので、もしもの時の安心や保障という意味で検討している人も多いのではないでしょうか。

 

老後の生活を考えておく

認知症はいつ発症するかは分かりません。そのため元気なうちに、老後の生活を考えてみることは非常に重要です。夫婦二人でゆったりとしたシニアライフを送るのもいいですし、今住んでいる場所から静かな場所へ環境を変えてスローライフを送るという人も増えています。


ここで考えて欲しいのが所有している不動産のことです。住み慣れた場所でそのまま住み続けるのが一番ですが、子どもに家を使って欲しいと生前贈与したり、賃貸として貸して家賃収入を得るという方法もあります。


いろいろな選択肢がある中で、どのような老後を過ごしていきたいのかによって、選ぶ方法も変わってきますので、定年後の生活について考えてみてはいかがでしょうか。

 

希望する選択の実現に向けて

おおよそのイメージが固まったら、早めに準備に取りかかりましょう。数十年後に売りたいと思う場合でも、どのような準備が必要なのか不動産会社に聞いてみないと分からないものです。


少しずつ情報収集をしていくと、考え方も変わってきますし、不動産を持っている人は老後、どのようにしたいと思っているのかと動向も知ることにもつながります。

 

まとめ

ローンで購入した家や、親から譲り受けた不動産など、元気なうちに先のことを考え、信頼できる不動産のパートナーを見つけておくと、何かの時に助けてもらえるのではないでしょうか。近い将来あなたにも訪れる老後の家の在り方について考えるきっかけにしてみてくださいね。

 
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