スタイリッシュな外観が一際目を引くデザイナーズマンション。近代的な建物での生活は憧れですよね。住む人のステイタスにもなるデザイナーズ物件ですが、意外と知らえていないデメリットの部分。そこでデザイナーズマンションの隠れたデメリットについてご紹介したいと思います。

家賃は相場より高め

有名な建築家がプロヂュースした物件だけに、デザインの斬新さは美術館を訪れているような雰囲気さえ感じとれます。その分、家賃も比例して相場よりも高い傾向に。

中には相場の倍という家賃設定にも関わらず、ステイタスを求めて借りる人もいるほど。それだけ人気の物件は仕事へのモチベーションを高めてくれるのかもしれませんね。

おしゃれな内装は、夏は暑くて、冬は寒い

デザイナーズマンションでは、スタイリッシュな雰囲気を演出すべく、コンクリートの打ちっぱなしのスタイルを用いている所も少なくありません。生活とかけ離れた空間は現実世界を忘れさせてくれるので、ゆったりとくつろぎながら飲むワインも、より一層美味しく感じるものです。

しかし、コンクリートの打ちっぱなしはおしゃれに見えますが、断熱材を使用していないため、夏は暑く、冬は寒いという環境になってしまうのです。結果的に冷房や暖房を使わないと過ごせないことから、光熱費も割高になってしまうことも少なくありません。

最近では断熱対策を施しているデザイナーズ物件もあるので、物件情報をチェックしたり、不動産に断熱対策をしているかどうかを聞いてみるのも有効ですよ。

おしゃれ過ぎてプライバシーも丸見え

デザイナーズ物件でよくあるのが、ガラス張りのトイレとバス空間です。扉が透明なので開放的に見えますが、もちろん入っている様子が丸見え状態に。部屋としては統一感を優先にしているのでおしゃれですが、実際に生活してみると、あるべきところに扉がないのは慣れるのに時間がかかるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか。憧れのデザイナーズマンションは、住む人にステイタスと異空間を提供してくれますが、その分想定外のことがあることを頭に入れる必要があります。ぜひいろいろな物件を内覧して、住むイメージを広げてみてくださいね。

 
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