子どもの成長と共に、家の中のレイアウトも少しずつ変化を遂げていきます。そして結婚を機に自宅を出るのは親にとっては寂しいものですが、子どもの自立が嬉しくも感じるものです。今までは手狭だった自宅も、子どもが一人、また一人減るのは悲しくもありますが、老後のシニアライフに向けて考えてみませんか。
思い切ってリフォーム
子どもたちが結婚を機に出ていくと、今まで使っていた部屋は誰も使用しなくなります。そこで、思い切って間仕切りを取り払い広々としたリビングダイニングや、バリアフリー化するのも良いのではないでしょうか。
また、今は別々に暮らしていても、将来は一緒に住むことも想定して、二世帯住宅用にリフォームする家庭も増えてきています。子どもたちの意向も聞いた上で、夫婦二人だけのライフスタイルにするのか、子ども夫婦と孫を含めた住環境にするかは考えただけでも楽しくなるのではないでしょうか。
住み替えという選択肢
リフォームをするとなると、工事をしている間の騒音や、フルリフォームなら工事期間中の仮住まいを考えなくてはいけません。これらのことを考えるのが煩わしいなら、思い切って住み替えという選択肢もあります。
今住んでいる自宅を査定してもらい、夫婦二人で生活するためのマンションや戸建てを新しく購入するのです。住み慣れたところを離れるのは感慨深いものもありますが、その分新しい場所では今まで経験することができなかった、シニアライフを楽しむことができるかも知れませんよ。
海が見える場所を選んだり、自然に囲まれた中での生活はスローライフとして注目を集めています。
賃貸として貸し出す
今住んでいる家を売却する以外の選択肢として、賃貸として貸し出すという方法もあります。賃貸用にリフォームするには費用がかかりますが、リフォームの費用が捻出できれば、毎月家賃収入を得ることも可能に。
思い出の家も残りますし、収入も見込めるとなると老後の資金にもつながるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。住み慣れた家ですが発想を変えるといろいろな住み方を送ることができるのです。リフォームに住替え、賃貸用など、ご家族で相談するヒントにしていただければ幸いです。
