2020年に開催される東京オリンピックも受けて、都心では高層階のタワーマンションが数多く建設されています。かなり高額な買い物になるだけに、華々しい一面の他に潜むデメリットについても事前に頭に入れてみませんか。そこで、タワマン高層階の気になるデメリットについてご紹介していきたいと思います。
夏は灼熱
これは意外と知られていないのですが、上に行けば行くほど見晴らしが良くなる分、遮るものがなくなってしまうため、直射日光を受け室内の温度が高くなってしまいます。遮光カーテンを閉めることで多少日光を遮ることはできますが、夏は冷房を入れなくては過ごせないほど室内の温度が上がってしまいます。
結果的に電気代が高額になってしまうこともあるのです。光熱費は生活費の一部として大きな出費になるので、マンションを選ぶ時には日当たりについても頭に入れておくことをおすすめします。
免震構造で揺れも倍
マンションを建設する時には、地震の揺れを軽減させるために免震構造を売りにしている物件も少なくありません。最近では2016年10月に鳥取中部地震が発生したことから、マンションを選ぶ際には免震対策の強度を重要視している人も多いのではないでしょうか。
地震のエネルギーを吸収し、建物が破壊されるのを防ぐのですが、その分エネルギーを吸収して実際の震度以上に揺れることもあり、はじめての人が体験すると大地震が起きたのかとびっくりするほど。マンションの免震構造については説明があるにせよ、実際に住んでみないと微妙な揺れは分かりづらいものです。乗り物酔いがある人は頭に入れておきましょう。
エレベーターの待ち時間が長い
マンションによっては、低層階用と高層階用のエレベーターが設置されていますが、途中で降りる人や、乗ってくる人もいるので、各駅停車になってしまいイライラすることも少なくありません。
仕事で毎日外出する人は使用しなければいけませんが、エレベーターの待ち時間や途中階の停車にうんざりしてしまい、外出する機会が減ってしまう人もいるのです。エレベーターの待ち時間や乗っている時間が長いということもデメリットの一つとして覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。どんな物件にも住むメリットやデメリットは存在しますが、タワーマンションは特に大きな買い物になるので、弱点を上手に生活に取りいれることができるかどうかはあなた次第です。ぜひ参考にしてみてくださいね。