こんにちは。ご縁があってこちらでコラムを書かせていただくことになりました。
FPの豊田眞弓です。
妊娠中にファイナンシャルプランナーの資格をとり、かれこれ22年。独立系FPとして細々と活動しています。
私はこれまで3回家(中古マンション)を買い、1回売却した経験があります。
FP・住宅ローンアドバイザーとして、お客様のマイホーム購入や売却、買替えにかかわったことも少なくありません。
そうした体験の中から、参考となりそうな話を拾ってみたいと思います(個人情報に配慮しつつ)。
今回は、決断力って大事!というタラレバです。
最初に住んだマンションは公園も多く子育て環境としてはよかったものの、駅から13分。駅も不便なところでした。
ひとり親をやっていて、子育てと仕事で超多忙。事務所まで2回も乗り換えでドアツードアで50分かかり、時間に追われる日々でした。
保育園時代は特に忙しく、気持ちにまったく余裕がなかった。
家から1駅先までタクシーに乗る生活を覚えてからは、15分の車内でメイクをするワザも身に付け、ひどいときは往復タクシー生活に(-.-)
以来、引越すまでの7,8年の間に、おそらくウン百万円のタクシー代を使ったように思います。それでも、当時の私には貴重な時短でした。
でも、よく考えたらさっさと住替えればよかったんですよね!
もっと早くにもっと便利なところに住み替えていたら、このウン百万円はマンションの費用に充てられていたはず。
息子が引越しを嫌がったためふんぎれなかったけれど……決行していれば、別の展開があったかも。
引越したくて物件も見に行き、駅近の戸建てなどいくつか迷った物件もありました。
最も後悔しているのは、家を買う予算として考えていた値段で、立地もいい中古マンション2室(オーナーチェンジ)が買える話があって、何度か物件を見に行った末に断念したこと。
マンションが売れない時期でかなり値が下がっていたので、少しがんばって住み替え先とともに買っていたら、今頃はほんの少し人生がラクになっていたのかも?と思う今日この頃。
なかなかのたらればですね(–;)
不動産やマイホームとの出会いは運だと思いますが、決断力も大事ですよね。決断には経験も必要ですが。
ちなみに、10年近く物件を見て回っていたおかげか、今のマンションを見に行ったときは「ここだ!」とアンテナが5本立ちました(^^)