■東京 地価が一番高いとこツアー
「公示地価」という言葉をご存知でしょうか?毎年発表され、土地の取引価格を算出するための指標となるものです。東京の地価はここ数年、高騰しています。では市区町村それぞれで、土地の価格が一番高い場所はどこなのでしょうか。実際に行って調査する企画です。
今回は「目黒区」で一番高いところに行ってきました。(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
目黒区で一番高いところは?
「目黒区」と聞いてお洒落なエリアとして憧れを抱く人もいるのではないでしょうか?特に、目黒区エリアの東横線沿いはどんな時代でも今でも人気です。
中目黒、祐天寺、学芸大、都立大、自由が丘といったあたりは、住みたい街ランキングを聞けば、常に上位に入る地域ですね。
柿の木坂、碑文谷、八雲といった地域は、高級住宅地として多くの人に知れ渡っています。
ちなみに山手線の駅にある「目黒駅」は目黒区ではなく品川区に位置しています。
では目黒区で一番地価が高いところはどこになるのでしょうか?
答えは…「目黒区自由が丘1-29-9」でした!
(リビンマガジンBiz編集部)
ここが目黒区で一番地価が場所です。
(リビンマガジンBiz編集部)
このビルは「みずほ銀行 自由が丘支店」が入居するビルでした。
(リビンマガジンBiz編集部)
自由が丘はオシャレなお店が多くいつも賑わっているなりに、駅から少し離れると閑静な住宅街が広がっています。そこをこの地域の魅力に感じる方が多いようです。
渋谷や横浜まで電車一本で行けるというのも大きなメリットです。自由が丘が目黒区で一番地価が高い場所というのも、納得のいく結果ではないでしょうか。
ちなみに、「坪単価」は1355.4万円、「㎡単価」は410.0万円になります。
ビルの「土地面積」は154.58坪(511㎡)、「土地価格」は20億9510万円でした。
自由が丘の街を少し散策してみた!
この目黒区で一番地価が高い場所は、東急東横線「自由が丘駅」からすぐに見えます。
(リビンマガジンBiz編集部)
こちらは自由が丘駅の正面口から出た駅看板です。
では、ここから自由が丘の街を少し歩いてみたいと思います。
(リビンマガジンBiz編集部)
ここは先ほど紹介した目黒区で一番地価が高いみずほ銀行のビルの前にあるお店です。
1階は「蜂の家(はちのや)」という1956年創業の和菓子屋さんで、2階はパスタとピザの店「マイアミガーデン」となります。
(リビンマガジンBiz編集部)
少し歩くと、「MILCHE自由が丘」という商業店舗ビルがあります。
この「MILCHE自由が丘」は、2016年1月末に建てられ、今では自由が丘駅のランドマークになっています。とてもきれいなビルでした。
(リビンマガジンBiz編集部)
みずほ銀行からバスターミナルを挟んだところにとても大きなビルがあります。
(リビンマガジンBiz編集部)
「自由が丘東急ビル」で、いわゆる駅ビルですね。
(リビンマガジンBiz編集部)
少し歩いていると、道の掲示板に「自由が丘かべ新聞」というものが掲載されてありました。
8月号ということは、月に一度発行しているのでしょう。発行元は「自由が丘商店街振興組合」でした。
(リビンマガジンBiz編集部)
ここは東急大井町線の線路沿い近くの「ヒロストリート」です。
(リビンマガジンBiz編集部)
ここまっすぐ歩くとスーパーの「ピーコック」に出ます。
駅から少し離れると住宅街だけあって、スーパーも営業しています。
ヒロストリートにはたくさんのオシャレな飲食店や雑貨屋があります。
(リビンマガジンBiz編集部)
オシャレな古本屋があります。
(リビンマガジンBiz編集部)
この通りは「しらかば通り」といいます。
ここをまっすぐに抜けるとオープンテラスがあるようなお店に出てきました。
(リビンマガジンBiz編集部)
ここは「カールスジュニア」というハンバーガー屋です。
炭火焼きのジューシーなパティを使用した、カリフォルニア発ハンバーガーショップの日本3号店だそうです。
凄いに人気で、この日も沢山の人が来店していました。
最後に、自由が丘駅のすぐ隣にある「自由が丘デパート」を紹介して終わりにします。
(リビンマガジンBiz編集部)
自由が丘デパートは、かつての自由が丘を象徴するような少しレトロな建物です。
そんな面影が残っているデパートの上階には、スナックや小料理屋といったご年配の方でも楽しめる飲み屋が多く営業しており、ほかにも洒落た雰囲気のお店も数多くあるという、知らない人からすればちょっと不思議な感覚のビルになっております。
そんな昔ながらの個人商店が軒を連ねるノスタルジックな空間の自由が丘デパート。
そのミステリアスさについつい立ち寄ってしまいたくなるのではないでしょうか。