「公示地価」という言葉をご存知でしょうか?毎年発表され、土地の取引価格を算出するための指標となるものです。東京の地価はここ数年、高騰しています。では市区町村それぞれで、土地の価格が一番高い場所はどこなのでしょうか。実際に行って調査する企画です。
今回は、「品川区」で一番高い所に行ってきました。(リビンマガジンBiz編集部)
品川区で一番高いところは?
新幹線の駅にもある「品川駅」は、実は品川区ではなく港区だというのはかなり有名な話です。品川駅のそばにある「品川プリンスホテル」も、品川と名乗っているにも関わらず港区です。ちなみに、山手線の「目黒駅」は品川区になります。
何ともややこしい位置関係になっている品川区なんですが、みなさんは品川といえば何を思い浮かびますか?
「東京都立潮風公園」や「都立林試の森公園」に加え、東京湾沿いには「しながわ水族館」や「船の科学館」など施設も大いに充実しており、ファミリー層には快適な街として認知されつつあるようです。
そんな品川区なんですが、肝心の一番地価が高いところはどこになるのでしょうか?
答えは…品川区西五反田1-2-10でした!
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
ちなみにこの真ん中に見えるビルが品川区西五反田1-2-10にあたるビルになります。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
このビルは「三菱UFJ信託銀行 五反田支店」のビルでした。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
取材日は日曜日ということもあってお店は閉まっており、人通りもかなり少なかったです。
ちなみに、「坪単価」は1438.0万円、「㎡単価」は435.0万円になります。
ビルの「土地面積」は124.93坪(413㎡)、「土地価格」は17億9655万円でした。
場所は五反田駅の西口からすぐ
ちなみに、このビルは五反田駅の西口から徒歩1分のところにあります。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
都営浅草線だとA5番出口から出ればすぐ前に見えます。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
このビルの前を走るのは国道1号線で、とても大きな道路ですね。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
ビルの裏にはマンションが建っており、その下には2台だけ停められるパーキングがありました。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
ちなみに、料金は10分300円也!
車を停めておちおちコーヒーも飲めませんね。
地価が一番高い西五反田1-2-10の近辺を散策してみた
少し五反田周辺を歩いてみました!
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
このビルは五反田駅の西口にあるビル「アトレヴィ五反田」です。
1Fには成城石井と生花店があり、2Fからは上は多くの飲食店が入っておりました。
ここから南西に歩き、西五反田1-2-10のビルを通り過ぎると「五反田大橋」が出てきます。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
この橋の下に流れる川は「目黒川」です。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
向こう側に見える橋へ行ってみました。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
こちら側の橋は「大崎橋」といいます。
橋を渡るとたくさんの飲食店が並んでいました。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
この道をまっすぐ行けば山手通りにぶつかります。
では、ここからUターンをして五反田駅のほうへ戻ってみます。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
山手線のガード下が見えます。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
ガードを越えて、北東進むとさっきとは逆の東口に出ます。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
東口を出てすぐのバスターミナルです。
この東口も少し変わっており、すぐ横には「ユニクロ」がありました。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
このユニクロと東口の間に「築地銀だこハイボール横丁」もあります。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
日曜日とはいえまだ昼間というのに、かなり多くのお客さんがハイボール片手にたこ焼きを食べていました。
五反田駅周辺には、アミューズメント施設はあまり多くないのですが、食べ歩き・飲み歩きをするとなればかなり良い街なのではないかと思います。