■東京 地価が一番高いとこツアー
「公示地価」という言葉をご存知でしょうか?毎年発表され、土地の取引価格を算出するための指標となるものです。東京の地価はここ数年、高騰しています。では市区町村それぞれで、土地の価格が一番高い場所はどこなのでしょうか。実際に行って調査する企画です。
今回は、ここ数年何かと話題にあがる「中野区」で一番高いところに行ってきました。(リビンマガジンBiz編集部)
中野区で一番高いところは?
中野区といえば、渋谷区・新宿区・豊島区などの大きな繁華街がある区に隣接しており、電車以外でもバスを利用すれば渋谷駅や池袋駅から中野区を結ぶ路線があるということから、非常に利便性が高い地域として多くの人に知られています。
また、「中野ブロードウェイ」をはじめとする大型商業施設や「中野サンモール商店街」などが中野駅周辺に立地しており、中野駅前にある「丸井」は、丸井グループの本社です。
では、中野区で一番地価が高いところは一体どこになるのでしょうか?
答えは…中野区中野3丁目36番15でした!
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
正面の左のビルが中野区で一番地価が高いところです。
ちなみに、「坪単価」は1,008.3万円、「㎡単価」は305.0万円になります。
土地面積は58.08坪(192㎡)ですので「土地価格」は5億8,560万円です。
やはり利便性の良い中野区だけあって、土地の価格もかなり高いといっていいでしょう。
場所は中野駅南口を出てすぐ
肝心の場所になるのですが、まずはJR中野駅まで行きます。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
出口は南口を出てください。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
目の前には大きなバスターミナルがあります。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
どれかのバスに乗れば、新宿・渋谷・池袋などの繁華街へと一本で出られます。
南口から右手を歩いて行きます。
信号を渡った先が中野区で一番地価が高い土地にある「ニュークリアビル」です。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
1Fの店舗はコーヒーや軽くビールも楽しめるカフェ&バー、そのお隣にはパン屋さんがあります。B1Fにはルノアール、2Fにはファミレス、そしてその上には居酒屋など、このビルに入っている店舗はほぼ飲食店でした。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
では次に、ニュークリアビルの横手に回ってみましょう。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
このビルの横は軽い坂道となっているのですが、この坂の途中には飲食店や不動産会社がたくさんあります。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
ニュークリアビルの横には住所が記入されている標識がありました。
中野区中野3丁目36番です!
お隣はちょっとオシャレなお店が立ち並ぶ「レンガ坂」
最後に、このビルのすぐお隣には中野で話題の「レンガ坂」があります。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
ここ数年でオシャレなバルやおいしい飲食店が増えて、人気のオシャレ飲み屋街になったそうです。
一つひとつのお店が特徴的であり、おいしい料理やお酒、コミュニティの楽しさなどが十分に満喫できるスポットとなっています。
北口の赤ちょうちん系の居酒屋も十分に雰囲気を楽しめますが、こちらのレンガ坂の飲食店もまた違った雰囲気が味わえるお店ですね。
値段もリーズナブルなお店が非常に多くてデートや女子会、合コンなんかにもよく利用されているようです。
クリスマスになるとイルミネーションも施されて、その時期になるとカップルで大賑わいになることでしょう。
ちなみに、この「レンガ坂」は200mほどで、思ったより短い道です。
とはいえ、こんな短い距離の間に何十店舗ものオシャレなお店が立ち並んでいます。
(撮影=リビンマガジンBiz編集部)
こちらは逆から撮った「レンガ坂」の写真です。
そんなオシャレな外装であるにも関わらず、肩もこらずに居心地の良いお店が多く立ち並ぶ「レンガ坂」。
中野に来た際は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?