机上査定の場合、複数社に査定を依頼しやすい
机上査定とは、文字通り机の上で査定額を計算する方法です。細かな方法は会社によって違ってきますが、大体は周囲の利便性(コンビニや駅は近いか、周辺道路の交通状況はどうか等)や同じような状況の不動産の売却事例などを元に査定額を算出していきます。そのため、かなりザックリした金額になりますね。しかし、机の上で行うからこそ生まれるメリットがあります。それは、複数の会社に依頼が出せるという点です。そのため、数社に机上査定を依頼すればその平均から大体の売値が見えてくるというわけです。また、かなり早く算出してくれるのも大きなメリットですね。会社によっては2時間程度で比較的正確な査定額を算出してくれますし、電話やネットを通して査定が可能である会社もかなりあるので、利便性という意味では訪問査定よりも机上査定の方が分があるといえますね。しかし、先ほども述べたように大まかな金額になるので一社のみに頼るというのはやめておいたほうが良いでしょう。
訪問査定の場合、査定額の制度が非常に高い
訪問査定の場合、実際に訪問して状況を精査することになります。よって周囲の状況だけでなく、例えば家の実際の状況はどうなのかですとか、土地に何か不備が無いか等を細かく調べるわけです。そうして時間をかけて査定額が捻出されます。そのため、金額の精度はきわめて高いといえるのです。しかし、その分デメリットも存在します。それは、机上査定とは逆に複数社に依頼するのが難しいという点です。訪問予定日をそれぞれにあわせなければなりませんからね。ブッキングしてしまうと大変厄介ですし。そのため、必然的に一社に依存してしまうという点があります。この点が災いすると、万が一依頼した会社が悪徳不動産会社であった場合など物件を安く買い叩かれてしまうという危険性もはらんでいます。したがって、査定においては複数社に机上査定を依頼するか、大手不動産会社に訪問査定を依頼するのが良いでしょう。訪問査定は確実性が高い分、少々リスクもあるということを忘れてはなりません。