売却する不動産の属性を把握しておく
不動産といっても、住宅や土地というザックリした物ではありません。実は、かなり細かく細分化された上で属性が存在します。土地で言うと「山林」や「農地」、そして「宅地」など様々あります。住宅でも「洋風」や「和風」のほかに「バリアフリー住宅」や「新築」という風に大雑把に挙げてもこれだけ存在するのです。そのため、売却したい不動産はいったい何にカテゴライズされるのかというのが非常に重要になってきます。例えば、住宅に強い不動産会社に売却の依頼を出したが、まったく買い手が付かなかったという話があります。実は、売ろうとしていた住宅がリゾート地にあり、依頼した不動産会社と需要がマッチしていなかったのです。もちろん逆の例も多数存在します。このように、自身の不動産が何なのかをキッチリ把握していないと、なかなか売却に結びつかないのです。よって、自分が売ろうとしている不動産についてよく知っておくことが非常に重要なのです。
大手、中小に限らず担当者を見て判断する
不動産会社は大手が良いのかというと、必ずしもそうではありません。中小規模の不動産会社のほうが営業面で強い場合があります。何故かと言いますと、一部の不動産会社では歩合制を採用している会社もありますので、営業が大手よりも強いところがゴロゴロあるんです。営業が強いということは、売却においてもいい結果を出してくれる可能性が非常に高いです。しかし、素人の我々ではそこが歩合制でもって経営しているのか判断が出来ません。そこで、担当者を見て営業力を判断するのです。そういった会社の社員は、必死に売却に結び付けようとするので、頻繁に提案や報告をしてきます。例えば広告宣伝の方法や営業の報告ですね。これらを細かくしてくれる担当者は、非常に営業力のある人間だといえます。営業力の強い担当は社内でのコミュニケーションもバツグンであることが多く、情報収集に富んでいるため売却につながりやすいのです。ゆえに、大手に絞らず中小企業にも相談すると良いでしょう。