住宅について「リフォームはしたいが、費用が高くつくだろうな…」と、お考えの方が多いと思います。しかし、国や自治体から、さまざまな補助金を受けることができるのです。補助金を活用してリフォームするのがお得だとは思いませんか?
省エネリフォームについての補助
省エネリフォームとは、たとえば戸建て住宅の断熱性能を高めるなど省エネ性能を向上させるためのリフォームです。各自治体で内容は異なりますが施工費用の一定割合を補助してくれるのです。制度として省エネやエコを推進しているのです。
しかし、予算を前提にした補助金のため、予算に達することで打ち切りになることもあるので早めにインターネットなどで確認しておいてください。
介護保険制度によるリフォームについての補助
高齢化社会になると介護の必要な高齢者が増えてきます。しかし、住宅を改修することで介護の負担を軽減できることもあるため、介護保険制度により「要支援」や「要介護」に認定された方の住宅に、手すりを取り付けるなどのリフォームに対して補助する制度があるのです。ただし、工事の内容が限定されているため、あらかじめケアマネージャーとの相談が必要でしょう。
その他に、自治体にも「高齢者住宅改修費支援制度」などの制度があり、介護保険との併用もできるため活用の範囲は広いといえます。
その他のリフォームについての補助
省エネやバリアフリーについてのリフォームでなくても補助される場合があります。たとえば、地域の活性化のために、地元の施工会社への依頼を条件に補助する自治体もあるようなのでチェックする必要がありそうです。
リフォーム減税
省エネやバリアフリーのリフォームには減税の措置もとられています。所得税の控除による減税や、固定資産税の軽減です。ただし、申告制のため確定申告などの手続が必要になります。
リフォームについての補助金には、省エネやバリアフリーなどさまざまなものがあります。また、組み合わせて活用できるものもあるので、リフォームをする前にしっかりと調べることをおすすめします。