はじめてマンションを購入するときは、価格が下がりにくい物件を選びたいものです。将来、ライフスタイルに応じた買い替えの可能性があるかもしれません。そこで、新築に限ったことではないのですが、条件のよい物件であれば、売却のときそれほど価格が下がらない場合があるのです。
価格の下がりにくい条件とは？
マンションとは、自宅として購入する場合も投資用として購入する場合も大切な資産であることに変わりありません。資産であれば、価格の下がりにくい物件であることが有利なことは言うまでもないでしょう。
マンションの目的が「住む」ということであるのは間違いありません。年数がたって古くなったとしても住みたいと思う物件であれば、まだまだマンションとしての値打ちは残っていると 言えます。
つまり、マンションの価格が下がりにくい条件とは、住みたいと思う「立地の良さ」だと 言われています。駅からのアクセスがよかったり、周辺の施設が充実していたりすると便利なので、少々古い物件でも住みたいと思うからです。
住みたいと思う人が多ければ、需要と供給のバランスからマンションの価格は、それほど下がりません。手を上げる人が多いと物件の価格は下がりにくいのです。
デザインや間取り？立地でしょう！
デザインや間取りを優先して、ちょっとくらい立地が悪くても我慢しようと考える方も多いと思います。そのマンションに一生住むのであれば、その考え方でOKかもしれません。しかし、将来、買い替えが予想されたり、投資用であったりする場合に、その考え方ではスムーズに目的を達成することは難しいでしょう。
立地が悪いマンションは、年数がたって古くなれば住みたいと思う物件ではなくなります。つまり、需要が少ないため価格の下がり方が大きくなるのです。同じ価格であれば、少々デザインや間取りのグレードを落としても立地の良い物件をおすすめします。
新築マンションの場合は、価格の下落率が大きいと言われるので、特に資産としての価格の維持に重きをおいてください。将来、売却するときに築年数の浅いマンションの場合、建物自体は問題がないので、立地が良ければそれほど価格を下げずに売却できる可能性が高いのです。
