一般的に自宅を売却したいとき、購入したいときには、不動産会社のお世話にならなければなりません。どこの不動産会社に頼めばよいのか迷いませんか?そこで、不動産の売買時に仲介を依頼する不動産会社の選択方法をご紹介しますのでご参考にしてください。
不動産会社のキャリアから選択
どのような仕事でも、長く営んでいると「その道のプロ」としての経験や実績が備わるものです。不動産会社においても長く営業できているということは、安定した経営にもとづく信頼できる会社であるといえます。
営業年数を知るためには、免許証番号がポイントになります。たとえば、免許証番号が「国土交通大臣(○)第○○○○号」だとすると(○)のなかの数字は免許を更新するたびに増えるのです。期間として、1996年4月1日以前は、3年に1回、その後は、5年に1回の更新が必要です。
具体的には、(3)の場合、免許取得後2回の更新が行われていることになります。つまり、(○)の数字が大きいほど営業年数が長いと判断できるのです。
不動産会社の得意分野から選択
不動産会社にも得手不得手があります。たとえば、マンションの売買が得意・戸建ての売買が得意・賃貸が得意…などなどです。
戸建ての自宅を売りたいのに、マンションの賃貸が得意な不動産会社に仲介を依頼してもよい結果がでるとは思えません。やはり、不動産会社の調査も必要になります。今は、ほとんどの不動産会社がホームページを掲載していますので、アクセスすることで、ある程度の情報を得ることができるのです。また、「口コミ」なども参考になりますね。
仲介手数料の高い安いで選択
不動産会社に仲介を依頼すると売買契約成立時に仲介手数料を負担しなければなりません。この仲介手数料というのは、法律で上限が定められているのですが、割引くことはOKです。不動産会社によっては、割引による集客を行うところもあります。
仲介手数料が安ければ安いほどお得なような気もしますが、その分サービスに手抜きが生じる可能性があるので注意してください。
不動産を売買することは、一生にそれほどあるものではありません。十分な手間ひまをかけて検討するのもアリではないでしょうか?