ファイナンシャルプランナーの竹内です。
今回は、中古住宅売買時の業者選びの7つのポイントです。
私も個人的にマンションを売却した経験があります。
売却を検討する時に、
・業者はどこにするか
・壁紙などきれいにした方がいいのか
など、迷った記憶があります。
■ 業者選びについて
まず、業者選びからです。
顧客優先に動いてくれるかが大切なポイントとなります。
注意するポイントを7つあげます。
① 近隣の類似物件での成約(販売)情報をきちんと提示
しない企業は要注意。
②最初から1社に絞ってはいけない。
(知り合いだから・・・と決めてはいけない)
③1社決め(専任媒介)か複数か(一般媒介)のメリット
デメリットを考える
④専任媒介契約(主販売権利)欲しさに相場より高めに
設定してくる業者には注意。
⑤契約後「この価格では問合せがない」として減額を勧
めてくる業者は注意。
⑥販売広告の方法を確認する。ネット掲載のみの業者は
避けること。
⑦他社が買主情報を持ってきても「今商談中」として見
学を拒否する場合のある業者は注意。
売買の両方を取扱うことで、売主買主両方から手数料が
取れる「両手取引」を行ないたいがために上記のような
行動をとられることがあります。
まれに中古査定をする上で絶対的に必要な建物内部も見
ずに査定額を出すところもあるので、気をつけましょう。
建物は築20年以上経つと価値がほぼゼロとみなされるので、
土地の立地や環境だけ確認し、売主の意図とは関係なく、
更地で販売することを想定しながら、査定をしていることが
多いということです。
無価値の建物付だと解体費用はどちらが払うかなど、
解体以降の産業廃棄物が出た場合の費用負担など打合せが
面倒なために本来、確認すべき事項を省略している業者が
あります。
私自身は、買替の戸建ての担当者が信頼できたので、
お任せしましたが、早期の売却を希望していたので
専任媒介契約ではなく、他の業者でも購入希望者を
探していただける一般媒介契約としました。
本当に信頼できる業者であればよいのですが、そうでな
い場合は、販売実績や実際に関わった方から評判を確認
して選択することをお薦めいたします。