はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの竹内です。
独立系FPとして、個人や事業主の個別の相談業務を中心に
活動をしております。
日々のご相談の中で、感じたことやお役立ち情報を
実例を交えて書き綴っていければ、と思っております。
よろしくお願いします。
さて、本日はFP相談の中でも一番人気のライフプラン
シミュレーションからの不動産買替の事例をお話します。
まず、カウンセリングで大切なことは、
・何について困っていて
・どうなりたいのか
を確認することです。
目先の
「お金がない」
「お金を貯めたい」
という枝葉からではなく、
本来どうありたいのか
幹の部分を確認することが大切です。
個人情報がわからない範囲で記述しますね。
□ライフプランシミュレーションにあたってのカウンセリング
■ご相談の理由
子供の教育費が増えていくことが想定されるが
日々の家計がうまくまわらない。どうしたら良いか。
■具体的なカウンセリング
・家計の収支の把握
・今後50年間の家族のライフデザインと、シミュレーション
■ご希望の確認
・教育費や生活費に困ることなく、日々を楽しく過ごしたい
・家族が一緒に過ごせれば幸せ
■対策
・固定費の見直し ⇒ 住宅ローン、管理費等ランニングコストの見直し
・家計の黒字化 ⇒ 予算化して使える金額を把握できる仕組み作り
□抜本的な改善案
抜本的な改善案として、住宅の買替をご提案しました。
・オリンピック景気を受け、不動産の価格が上昇している時期だったこと。
・周囲の環境が支出を増やしてしまう要素が強いことから、周辺環境の変更
(ショッピングモールが通り道にある)
細かいことを実施するよりも、環境自体を変えてしまうことが早道と判断しました。
数値のシミュレーションは以下のとおりです。(10年目以降は省略)
細かいコストを無視したとして、手元に残る資産は1,000万円
売却金額:7,000万円
新たに購入する物件:5,500万円
諸経費:500万円
年間のコスト差は76万円となりました。
さてさて、このご提案がどのように実現していくでしょうか。
提案だけではなく、具体的な物件探しも連携してサポートをしていくことになります。
つづく。